青蓮亭日記

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2023年 04月 10日

病院の西洋シャクナゲ

おひさしぶりです。

先月末のinstagram投稿を、近況報告代わりに。


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3月28日、K市の国立病院の神経内科。

予約時間から2時間程待ち、重要な課題や疑問に全く答えの出ないまま診察を終え、
茫洋と廊下を歩いていたとき、濃いピンク色の芍薬みたいな花が目に飛び込んできた。

樹高や葉と花の形から、以前『ロンドンのガーデニング』という本で見かけ、
「キレイだけど、高温多湿の日本じゃ絶対ムリッ💦」と思った、あの花じゃないかと……。

芍薬?牡丹?
スマホで検索すると、「芍薬は草・牡丹は木」とある。

あれれ?

帰宅後にその本を開いてみると、ツツジ科の『ロードデンドロン(西洋シャクナゲ)』とわかった
(本には『ロドデンドラン』と)。


認知力の低下を防ごうと、また俳句のようなものを作ることにした。

I’ve re-started to write haiku in order to avoid my memory deterioration😓.


 窓越しの西洋石楠花 暮れなずむ

 in a hospital yard

 flowers of Rhododendron

 dusk over the glass


病院の西洋シャクナゲ_f0151592_15075123.jpeg


つづく

# by penelope33 | 2023-04-10 15:24 | つれづれ | Comments(0)
2023年 02月 18日

横浜市 港北区 日吉のレトロなマンション(ご成約)

『青蓮亭=ロータス・ブルー』史上、最大にして最高額の商品……でした。

亡夫・ZOOが独身時代に住んでおりました、
神奈川県横浜市港北区日吉の1DKのマンションを、
『三井のリハウス(三井不動産リアルティ株式会社)』さんの仲介で、
ある法人様にご購入いただきました。


1999年12月の結婚後は賃貸に出しておりましたが、
昨年10月末、4年間お住まいになっていた若い建築設計士の方が退去されたため、
現在の住まい(埼玉県新座市)から遠方で、なかなか管理しづらいことなどを考慮し、
売却することにいたしました。

それまで賃貸でお世話になった『東京R不動産』のご担当の方にいろいろとご指南いただいたり、
YouTube動画で俄か勉強したりして、
大手不動産会社から地元に強い業者さんまでお声がけし、
最終的に、12月初旬の検査入院前ギリギリに『三井のリハウス 日吉センター』さんと
3ヶ月間の『専任媒介契約』をさせていただきました

(「『三井不動産』は、今、神宮外苑・渋谷の “開発” などで悪名が高いですけけれど、
 真摯にお仕事をされている方もいらっしゃいます。
 注視していかなければならないのは、企業のトップの「理念」です。)

横浜市 港北区 日吉のレトロなマンション(ご成約)_f0151592_03074712.jpeg
前オーナー・ZOOの作品集はこちら

ここに入居した頃はまだCM制作会社に勤めていたかと思いますが、
20代前半でミュージック・ビデオの世界に。
36歳まで12年程、ここで過ごしました。


つづく

# by penelope33 | 2023-02-18 08:30 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2023年 01月 08日

寒中お見舞い申し上げます

寒中お見舞い申し上げます
(父とヤマコ、ダブル喪中なので……)。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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昨年、姉が川越の実家を整理する際、
まず古物業者さんに入ってもらい、着物などを見ていただいたようなのだけど、
ほとんどに虫食いがあり、買い取ってもらえなかったそうだ。

このこけしたちも、「名工」と言われる人の作品はないらしく、
「買取価格は@100円」とか言われたらしい。


でも、父から兄や私宛に「メッセージを書き込んでるのがあるよ」と聞いて、
便利屋さんに片づけてもらう前に “救って” きた。

一応、写真で残しておこうと思って
(寝起きにiPhoneで、老眼鏡もかけずにパパパッと撮った、ブツ撮り……)。

一番左のが、私宛、その隣りの黒いのが、兄宛だった。

寒中お見舞い申し上げます_f0151592_17481442.jpeg


つづく

# by penelope33 | 2023-01-08 19:35 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
2022年 12月 29日

お彼岸にヤマコも。

9月23日(祝・金)、お彼岸の日の夜に、自宅でヤマコが亡くなりました。


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2007年8月にウチに押しかけて、やがて寝泊まりするようになったヤマコ。
首輪をしていたので、最初は「飼い主さん、心配してるだろうなぁ……」と思っていた。

でも、それまでにもウチに遊びに来る「首輪をつけた猫」は何匹かいたけれど、
ヤマコの切実な感じは他の猫と全然違っていた。

お彼岸にヤマコも。_f0151592_19095651.jpg
「あけてーっ!なかにいれてーっ!」


「飼い主に置いていかれたんでしょう。避妊手術もしてありますね。この秋で2歳」と言われ、
心おきなく「ウチの猫」と呼べるようになった。

秋生まれなので、10月1日を「誕生日」にしていた。




推定16歳。人間で言えば、80歳
(仕方ないといえば仕方ない年齢だけど、20歳超えを目指していた……)。


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長年に渡り、このブログをご覧いただいている方に可愛がっていただき、
本当にありがとうございました。

かなり凹んでいるのは事実ですが、
写真を整理しながら思い出してやること、
こうして記事に残してやることで、ヤマコの「猫生」を全うさせてやろうと、
最後まで “猫バカ” に徹することにいたしました。

猫の苦手な皆様、ご容赦くださいませ。


下の画像は、2017年・秋のお彼岸の日に撮った写真。

ヤマコのベスト・ポートレイト。


お彼岸にヤマコも。_f0151592_12014675.jpg


以降の部分に、がん患者だったZOOと腎臓病だったヤマコの、
それぞれの末期の生々しい描写が含まれております
(迷った末、ヤマコのなきがらの画像も最後の方に載せました)。

直近にご家族を亡くされたり、終末期のご家族を見守られている方、
ご自身がご闘病中の方、ペットロスの最中の方などは、
閲覧をご一考くださいますようお願いいたします。


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つづく

# by penelope33 | 2022-12-29 03:05 | つれづれ | Comments(7)
2022年 12月 20日

中途半端な検査入院

12/9から、「最長で3週間」ということで、
小平市の国立S病院に「検査入院」したのだけど、
病棟でコロナ患者が発生したため、1週間で退院になってしまった……
(それとも、他院に入れなくて受け入れた患者さん……?)。

午前中、脳SPECT&CTをして、会計を済ませ、病棟に戻って着替え、
リュックを背負い、(出店時にさんざん使っていた)「コロコロ」カートを引っ張って退出。

タリーズの脇で売っていた(地元業者っぽい)パン屋さんのサンドイッチとアップルパイ、
自販機の『はちみつレモン』を買い、寒いテラス席でお昼。


警備員さんに、
「この時間帯でも、呼ばないとタクシー、来ないですか?」
と尋ねたところ、「来ますよ!」とのことだったが、なかなか来ないので、
病院前の紅葉を撮る。

なーんか、「武蔵野」って感じ……。
中途半端な検査入院_f0151592_15343683.jpeg


つづく

# by penelope33 | 2022-12-20 16:00 | つれづれ | Comments(0)