青蓮亭日記

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2009年 01月 30日

古い医療用のタイマー

今もちゃんと使える古い医療用タイマー。
「メルコ印分時計」というのだそうだ。

「MADE BY K. HATTORI & CO.,LTD. SPECIALLY FOR SAKATA SEISAKUSHO」
と記載されている。
「服部時計店」が「坂田製作所」と提携して製造したということだろう。

この「坂田製作所」、電球の口金などをつくっている1939年創業の会社か、
金属屋根の部品をつくっている1951年創業の会社のどちらか、
あるいは現存しない会社なのか……?

こちらで紹介した「HANOVIAのタイマー」とデザインがよく似ている。

「HANOVIAのタイマー」のときは思わなかったのだけど、
このタイマーを見ていたら、
実家の近所に古くからあった耳鼻咽喉科のT医院の様子が思い浮かんだ。
確かこの手のタイマーがかかっていたような気がする。

(縦:約26cm・横:約14.5cm・厚さ:約7cm/在庫アリ)

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最近、食器棚の上のCDプレーヤーが不調で取り外したので、
そのあたりに掛けて撮影。
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同じタイプだが、白くペイントされていない製品の画像をネット上で見つけた。
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裏のラベルもたぶん同じもの。
ずいぶんといろいろな使いみちががあるものだ。
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我が家の3きょうだい(姉・兄・私)は、みな早生まれの虚弱体質だったから、
しょっちゅうそのT医院にお世話になっていた。

母が子ども時代から知っていた元・軍医のT先生は、
既に老医といっていいお歳だったが、
長身痩躯で颯爽とした身のこなし、優しい人柄で人望があり、
病院はいつもものすごく混み合っていた。

(私自身は覚えていないけれど)はしかの高熱でひきつけを起こしたり(3歳)、
外耳炎が痛くて泣きながら順番を待ったり(小4)、
ペニシリン剤のアレルギー症状で人相が変わるほど顔が膨れ上がったり(中1)……。

生まれてから20数年、
白いケビント棚の上の大きなガラス壜に入った
梅干しみたいな扁桃腺のホルマリン漬けをボンヤリながめたりしながら、
結構な時間をその医院ですごした。

by penelope33 | 2009-01-30 21:44 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
Commented by Take at 2009-01-31 09:20 x
いやはや、これは驚き、Hanoviaに似てるう。
医療品だったのですね、これもあれも。
柱に固定する感じから言うと、医療スタッフのルーティーンタイマーだったのかなあ。
米国→英国→日本という流れなんでしょうか、、、、。
こういう発見ってわくわくしますね。

赤いベルON・OFFスイッチのポッチがなんとも愛嬌です。


Commented by penelope33 at 2009-01-31 13:41
もう、あんまりそっくりで、
業者さんに正しい使いかたも教わって、
赤いポッチもかわいいので、つい買ってしまいました。
売るアテもなく……(笑)。
Commented by facilities01 at 2012-01-14 11:47 x
penelope33 さま 初めまして。
「イタンデイコウ!」管理人のfacilities01と申します。
静岡市の旧マッケンジー住宅にあるタイマーの記事で
古い医療用タイマーの記事をご紹介させていただきました。

http://blog.goo.ne.jp/facilities01/e/22e6ed62eb4df034923fdf36e692c14d

Commented by penelope33 at 2012-01-14 19:46
facilities01さま

わざわざ御連絡をいただき、ありがとうございます。
このタイマーはまだ売れていないのですが(笑)、
記事がお役に立ててよかったです。

ブログ、楽しく拝見いたしました。
私も古い家の設備・什器など、大好きです。

こんな記事もございますので、よろしかったら御覧になってください。
http://seirentei.exblog.jp/16903435/
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