2009年 02月 04日

フランスのヨーグルト瓶

正当派の古陶磁を扱う業者さんの品の中で、
ひときわ白く、ポヤァンとユルくたたずんでいた小瓶。
ひと目見て西洋のヨーグルトの容器だとわかったが、
次に頭に浮かんだのは熱々の日本酒と、韓国の濁り酒マッコリのことだった
(マッコリ、のんだことないんですけど……)。

まさに「病膏肓に入る」といった感じだけれど、
実際にアルコールを摂取すると低血圧なので途端にかったるくなる。
そうなったらすぐにゴロンと横になれる「ウチのみ」ばかり。

(フランス/19世紀頃/口径・高さ:ともに約5.5cm/御売約)

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和洋の枠を超えた自由な発想と柔らかく洒落たセンスで知られる
「自在屋」店主・勝見充男さんの最新の著書『骨董屋の盃手帖』(淡交社 刊)に同じものが掲載されている。

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真似をするつもりはなかったのだけど、正直言って「多少売りやすいかな」とは思った。
でも、売れなくても自分で面倒を見るつもり(?)で買った。

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掌にちょうど収まるサイズと形。
正面に見えるニュウは表面だけのもの。

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デルフトと同じ錫釉だろうか。

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合わせる酒器はやはりポッテリした形のものがいいかも。
ナゾの信楽徳利と。

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オランダのリキュールボトルと。

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はるばるフランスからやってきて熱燗だのマッコリだの入れられたら、
さぞこの瓶もビックリするだろう。
本来はこんな感じかな。

by penelope33 | 2009-02-04 20:03 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
Commented by Awavi。 at 2009-02-04 21:26 x
あっ。駄菓子のヨーグル!と思ってしまいました。
○ttp://www.s-ling.com/~iwasaki/archives/2006/04/21_2.html
なかなかカワイイと思います。こっちがオリジナルなんですね。
Commented by penelope33 at 2009-02-04 22:55
「モロッコヨーグル」 21円!(笑)
古今東西、材質を問わず、
どうしてヨーグルトの入れ物はこんなカタチをしているんでしょうね……?
Commented by るー at 2009-02-05 16:05 x
あらかわいい。
ほんとぼってりしてますね。
底のほうに残ってしまったヨーグルトを
スプーンでごりごり(表現へた)ときれいに取りたいがゆえの
このフォルムなんでしょうか。

・・というかご無沙汰してました。風邪などひかれてませんかー
Commented by penelope33 at 2009-02-05 17:42
るーさん、ごぶさたしております。
そろそろ年度末でお忙しいことと思いますがお元気でしょうか……?
私は今のところ風邪と流感は大丈夫ですが、
あちこちガタがきてなんだか情けない今日このごろです……。

昔、ヨーグルトやプリンをスプーンで完全にへずって食べたことを思い出します。
今もそうですけど(笑)。


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