青蓮亭日記

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2009年 03月 08日

ブリキのメガフォン?

一見して、「漏斗……じゃないし、医療器具?
上の楕円形の部分を目に当てて何かする、とか?」などと思ったのだけど、
古いメガフォンだという
「漏斗台(じょうごだい)」ではないかとの御指摘もいただきました→コメント欄を御覧ください)。

底がなく空洞なので、生花を活けるには落としが必要。

すっとした円錐形が小気味よく、
程よく錆びて程よく乾いたブリキの質感もなかなか味わい深い。

(戦前/高さ:約24cm・底径:約9〜9.4cm/売約済)

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西洋の聖人像からアレッシィのワインオープナー「ANNA.G」
果ては「バンデル星人」まで、どこか「人形(ひとがた)」を思い起こさせるフォルム。

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これは「バンデル星人」……ではなく、陶芸作家のルーシー・リーの花器(1970年の作品)。
ルーシー・リーの作品にはこんな風に口がラッパのような形の花器が多い。
彼女の作品のような有機的なフォルムと比較するのも妙な話だけれど、
この作品に限って言えば、私はこのメガホンのフォルムのほうが断然好きだ。

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by penelope33 | 2009-03-08 17:19 | 古いもの・古びたもの | Comments(6)
Commented by びっき at 2009-03-09 00:07 x
これは日本の物でしょうか?
偶然ですが、僕も先日紙のメガホンを買おうかどうか迷っていました。
口の所は、これと良く似たブリキでした。口より下の部分が紙でしたが…

これを花器にしてしまうペネさんが…すごい!(脱帽です)
Commented by penelope33 at 2009-03-09 02:45
偶然ですねぇ。
日本の物だと思いますよ。
紙は蝋引きされているものでしょうか?
それも風合いがよさそうですね。

花器といっても「俺流」(ワタシ流?)、ムリヤリです……。 ^^;
Commented by ぷち at 2009-03-09 06:01 x
古いブリキのメガホン。面白いものがあるんですね。
きれいな色と形。
↓お誕生日おめでとうございました!
ますます充実の一年になりますように。
Commented by penelope33 at 2009-03-09 09:50
ぷちさん、ありがとうございます。
充実か波乱か沈滞になるかわかりませんが……(笑)。

メガホン、私も「こんなのよく残ってたなー」と思いましたよ。
Commented by 西家庵 at 2009-03-12 15:01 x
お久しぶりでございます。

記憶が定かではございませんが、
私も以前同じ様な物を拝見したことがございまして、
その時は、漏斗台(じょうごだい)であると説明を戴いた記憶がございます。

例えが的確では無いかもしれませんが、
以下のサイト(なぜかURLは貼れませんでした)にあるような
使用法であったと聞きました。
参考になりましたら、光栄でございます。

「【うまか陶】貧乏徳利・瀬戸樽・ザ・コレクション」
Commented by penelope33 at 2009-03-12 16:33
西家庵さん、いつも貴重な御指摘をありがとうございます。

なるほど、漏斗台というものもあるのですね。
確かにメガホンにしては先の開き方が狭いという気もいたしますね。

ただ、こちらの品はブリキ素材ということで軽く、また細長い円錐形で、
お教えいただいたページにあります陶器の筒型の漏斗台のような
安定感がないように感じます。

何とも確証がございませんので、タイトル・本文に少し手を加えました。

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。


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