2009年 06月 15日

古伊万里 白磁千段 銹釉輪線文蕎麦猪口

とりあえずこんなタイトルにしたが、
他にもっとふさわしい名称があるかと思う。

青みがかった白磁の肌に浅い輪刻が施してあり、
胴の真ん中と口縁に銹釉(鉄釉)のラインが1本づつ。

ふたつに割れたものを丁寧に継いである。
この傷がなかったらとても私の手の出せる値段ではなかっただろう。

瞠目。脱帽。降参。
いやー、ホントにかっこいい。
傑出したモダニズム。

(江戸後期/口径:約7.8〜8cm・高さ:約5.5cm/御売約)


Sophisticated modernism

A Soba Choko(Soba cup), Imari Ware, which has a brown glazed line
on white bace with pinstriped cuts.

It had once broken but carefully restored, and affordable.

This Choko clearly indicates that Japanese people of late Edo period
(late 18th-19th century) had sophisticated sence of beauty.


f0151592_2045503.jpg




f0151592_2046670.jpg


f0151592_21364629.jpg


f0151592_20463659.jpg


f0151592_20464785.jpg


f0151592_2046573.jpg


by penelope33 | 2009-06-15 20:52 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
Commented by tmk* at 2009-06-15 23:44 x
おひさしぶりです。あまりに美しいのでついコメントです。
接いだ線もすごくきれいですね。
うちの近所に古伊万里の骨董屋さんがあるのですが、
もう、ゴロゴロしてるんですよね。5万円とかのお猪口とか。
あら素敵、って思って手にとってビックリします。
Commented by penelope33 at 2009-06-16 06:11
tmk* さん、コメントをありがとうございます。
ここまで書いてコメントがゼロだったら、
ちょっとサビシイなぁ〜と思っていたのでとてもうれしいです。 ^^

そう、直しもとてもきれいなので、個人的にはあまり気になりません。

蕎麦猪口、ホントにちょっといいな〜と思うと、5万10万しますよね。
こと骨董に関しては、せめてあと25年早く生まれてたらなぁ……と、
よく妄想します(笑)。
Commented by yackymouse at 2009-06-17 00:39 x
これ、ホントいいですね!
私も今年こそは蕎麦猪口が欲しくて探し歩いていたんですが、とても手が出ないので、同じようなサイズのロールストランドの新品を買ってしまいました。
でもやっぱり、こういう蕎麦猪口が欲しくなるんだろうなぁ、と思ってます。
それにしてもこれはいいですね!
Commented by penelope33 at 2009-06-17 01:41
この蕎麦猪口、
例えば「ウラ・プロコッペの幻のアイテム」……って言われたら、
ほほぉーっと思っちゃいますよね(思わないか……w)。

おそらく蕎麦猪口はどんどん高騰していくと思いますので、
「思い切って1年に1個」とか、
「この予算内で気に入ったデザインがあったら買い」とか、
御自分で“くくり”を決めて買われるとよいかもしれませんねー。


<< 『裸形のデザイン ―O氏のアル...      あー、気持ちいい……。 >>