青蓮亭日記

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2009年 08月 16日

エキゾティックな印判小皿

今日も印判皿。

一応幾何文ということになるのだろうが、どことなく中近東風。
中心がヒマワリのようにも見えるのだけど、
四方に米俵みたいに3つづつ見えるのが松ぼっくりだとすると、中央も松ぼっくりなのか?

こちらのブログによると、
イスラム教徒は「松の実入りのミントティー」を飲むのだとか。
料理にも松の実をよく使うようだ。

まあこの皿がイスラム圏への輸出用だったとかいうことはないだろうけど……。

小さな皿の中に広がる、万華鏡や曼荼羅のように密度の高い文様に
インパクトがあっておもしろい。

(明治〜大正頃/直径:約11.2cm・高さ:約2.3cm/御売約)

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エキゾティックな印判小皿_f0151592_15504077.jpg

白磁でも、縁に金彩のあるようなカップが似合いそう。
でも、そんなシャレたものはウチにはないので、
ドイツ製の「KAHLA(カーラ)」の白いマグと。

by penelope33 | 2009-08-16 15:59 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
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