2009年 09月 28日

“平盆・並盆” その1

“盆ハンター” として常に鋭意努力している青蓮亭であるが、
なかなか「これは!」という品には出会えないものだ。

しかし、日々活動していると、
“名盆” とはいえないまでも、ポツリポツリとなにがしかの釣果はあるので、
これからは “平凡な盆・並クラスの盆” でも随時UPしてみようかと思う。

今日は、直径約35cmと大きめの木地盆。
材はたぶん欅。
歳月を経て楕円に変形した堂々たる盆なのだが……。

(明治頃/直径:33.6〜35cm・高さ:約3.8cm・重さ:約900g/在庫アリ)

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食器用洗剤とスポンジで軽く洗った状態。

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「日光山参拝記念 櫻井」との文字が。

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黒々として実によい雰囲気なのだが、縁に墨が塗られている部分がある。
実にいいかげんな塗りかたで、
それが功を奏して(?)洗うまでは気がつかなかった。

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黒漆……ではないでしょ?

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素地はなかなかのもの。

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漆アレルギーの私は本漆を使えないのだけど、
色の薄い部分に焦茶色の「新うるし」などをなじませるのもよいかもしれない
(自分で手を加えるとしたら、もうちょっと高い値段にしたいところ)。

やや反りがあるが、盆自体に重量感があるので、さほど気にならないように思う。

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食事の器が一通り載せられる(ギリギリで七寸皿もOK)。

by penelope33 | 2009-09-28 19:36 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)


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