青蓮亭日記

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2010年 01月 20日

唐草模様の “ニコニコ綿”

薔薇のようにゴージャスな花柄や唐草文、ペーズリー柄など、
およそ和物らしくない華やかな柄の戦前の布団皮を友人に見せてもらったことがある。

このエキゾティックなプリントもそんな布団皮の一部だと思う。
アールヌーヴォー風の文様だけど、
この朱や青や緑のにぎやかな配色は、振り袖などの着物柄に通じる雰囲気。

粗雑なつくりとキッチュな色合いが、「リバティプリント」とはまた別の魅力。

こういった戦前のプリントを総称して、
『ニコニコ絣(“絣風のプリント” ということから)』、
『ニコニコ綿』『ニコ綿』などと呼ぶそうだ。

図説 着物柄にみる戦争』という本に “ニコニコ絣” という記述があるらしい。

着物をお好きな方の個人ブログによると、
戦前、『ニコニコ積み立て』という貯蓄をするともらえたというのが、その名の由来とあった。

(約106cm × 約72cm/御売約)

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今回みつけたのは小さめな布だったけれど、
通常は布団の大きさか、その倍くらいの大きさで出てくるらしい。

隣りに置いた金尺の長さは33.5cm程。

by penelope33 | 2010-01-20 19:05 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
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