青蓮亭日記

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2010年 04月 03日

水野博司さんの梨皮急須 丸

ホントは秦 秀雄さんの持っていたような
古い万古焼の急須がほしかったのだけど、そんなものはなかなか転がっていない。

そのうち、常滑で急須や土瓶だけをつくっているという水野博司さんのことを知り、
吟味を重ねた末にこの『梨皮急須 丸』を購入。

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容量は八分目で300ml程。
細かい茶漉しのある急須ってこんなに便利なんだと再認識。
水切れがよく、最後の一滴まで気持ちよく注げる。
おいしいし、お茶を淹れるのが愉しくなった。

これも使い込んでいけば黒々としたいい色になっていくだろう。

水野博司さんの梨皮急須 丸_f0151592_17254997.jpg

今日のおやつセット。
古伊万里格子文向付と李朝初期の小さな白磁皿と。
桜餅は、薄い餅で餡が包んであるのより断然「道明寺」のほうが好きだ。

さて、明日からはまた古いものの御紹介ができるよう頑張らないと。

やっぱり私は「△△さんの◎◎」より、
古物の山の中から作者不明のイケてるものを探すほうが好き、なんだなー(山下 清 風)。

by penelope33 | 2010-04-03 17:32 | ウチのもの | Comments(2)
Commented by utuwa-seisyo at 2010-04-04 18:39
丁寧にきれいな仕事をされる方ですね。
でもどこかひょうきんで・・・^^
急須ってなかなか切れのいいのがありませんが、
そうですか最後の一滴まで気持ちよく注げますか。
またまたいいお買い物をされましたね。
最後の写真を見た瞬間、何故だかヤマコに見えて^^;ハマってしまいました(笑)
Commented by penelope33 at 2010-04-04 21:48
seisyoさん、こんばんは。

31日のエサを食べるヤマコの写真が
タヌキみたいだなと思っていたのですが、なるほど!
私もだんだんヤマコに見えてきましたよ〜(笑)。

来客時はこの鉄瓶 http://seirentei.exblog.jp/8328086/ を使うのですが、
ふたり家族の普段使いや1〜2名の来客時にはこんな大きさがちょうどいいです。
かわいいので台所の定位置に出しっ放しにしてチョコチョコ使っています。
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