青蓮亭日記

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2010年 05月 02日

今夜の晩酌セット

このブログを読んでくださっているという方に、最近ZOOがお酒をやめたと言ったら、
「晩酌セットはどうなるんですか?」と言われた。
もともと独りでも晩酌をしていたので、どうぞ御心配なく。

今日は仕入れの後に食料品を買う気力がなかったので、いつにもまして枯れた食卓。
里芋の煮っころがしと片口いわし、小松菜のおひたし、
出汁を取った鰹節を梅干しとゴマと醤油であえたもの。

片口いわし、いわゆる目刺しを自分で買ったのは初めて。
こんなにしょっぱいとは思わなかった。

子どもの頃、シシャモは大好きでよくリクエストしたものだが、
我が家の食卓に目刺しが登場することはなかった。

中学1年のとき、タカハシカズコ先生の理科の授業で、
魚の名前を次々に言わされたことがあった。

度の強い黒縁メガネをかけた美空ひばりの本名と同じ名前の女の子が
「めっ、目刺し」と言って、皆にドッと笑われたっけ……
(典型的ないじめられっ子だったなぁ……今はどうしてるんだろう?)。

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その後「土光さん」で脚光を浴びた(?)目刺しが載っているのは、唐津の筐鉢(さや)の蓋。

「筐鉢(さや)」というのは、やきものを焼成するとき
器物を保護するために入れる耐火粘土製の容器のこと。

濃いグレーの縁がちょっとモダンな気がして買ってみたもの。
陶片ですらないこんなカケラを使うのはなんだかオヤジ臭いかなとも思うのだが、
土ものの手頃な皿がないのでしかたない
(そのうち、田鶴濱さんの五寸皿でも買おうかな。それとも長方皿かな……)。

売り物の染付の茶碗は、コロ茶碗か汲み出し茶碗かよくわからないけれど、
後日また御紹介予定。

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コメントをいただきましたので、唐津の筐鉢の参考画像をUPいたします。

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こういう形の器に見えなくもないですね。

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不定形なので、四方から見ると全然印象が違います。

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お譲りいただいた方によると、古唐津の窯ではほとんど筐鉢は使われていなかったので、
陶器も磁器も焼いていた「小峠窯」あたりのものではないかとのこと。

私はそのあたり詳しくありませんので、
異なる御意見がありましたらどうぞお聞かせくださいね。

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口縁の濃いグレーの部分は、
この上に載せたものを取り外すときにできたひっつきと剥がれだそうです。

まあ、そういったことはともかく、
このカリカリに焼けた赤い瓦煎餅みたいな質感はなかなか得難いものですね。

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迫力の糸切り高台。

サイズは最大径約16.7cm・高さ:1.4〜3.7cm。
江戸後期はあります。

by penelope33 | 2010-05-02 00:14 | つれづれ | Comments(6)
Commented by utuwa-seisyo at 2010-05-02 00:53
「暮らしの手帳」の料理写真みたいです^^
何気に懐かしい。。。
こういうの好きだな♪
Commented by penelope33 at 2010-05-02 01:39
新聞や雑誌に載っている気の利いたレシピを取っておくこともあるんですが、
結局こういう、なんにも考えないで作れるものに走りがちなんですよね(笑)。
Commented by たま at 2010-05-02 10:38 x
目刺しの載ったお皿、とても好みです。
欠けているように見えますが、こういうデザインなのでしょうか?
石器、のようなイメージもありますね。
Commented by penelope33 at 2010-05-02 15:20
たまさん、こんにちは。

参考画像をUPいたしましたので、御覧くださいませ
(あ、別に御購入なさらなくても構いませんので……)。
Commented by たま at 2010-05-03 17:59 x
追加画像ありがとうございます。
面白いですね。
石器みたい!
器としての使い方をレクチャーしていただけてとても参考になりました。感謝です。
Commented by penelope33 at 2010-05-03 19:19
思い返してみると、子どもの頃、
庭に落ちていた瓦の上に泥ダンゴを載せていたりしていたような……(笑)。

あまりやると御家族やお友達に引かれそうですので、
旅先でみつけた石や貝などを箸置きにするくらいがいいのかもしれませんね。 ^^


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