青蓮亭日記

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2010年 05月 18日

勝本みつる 展 「things unnoticed」

時を経た道具やミニチュア、布・レース・糸・動物の毛、紙切れ、風景や子どもの写真など、
注意深く選んだマテリアルを用い、それらを精密に配置し、未知の空間を構築する。

一見「girlish」という言葉を使いたくなるような素材から、硬質で透徹した世界、
人の記憶の奥深い部分に働きかけるイマジナティヴな空間を創り出す、勝本みつるさん。

昨日は勝本さんの新作展のオープニングにうかがい、
澄 敬一さんと松澤紀美子さんから勝本さんを紹介していただいた。

私はまだまだ勝本さんの世界の扉を開いたばかりで、
作品から受けた印象をうまく表現できないのですが、
このブログの読者の方にはぜひ御覧いただきたい展覧会です。

本展では、ボックス、アッサンブラージュなど新作十数点を展示。

再度足を運び、いろいろお話をうかがってみたいと思っています。

→詳報はこちらへ。

勝本みつる 展 「things unnoticed」_f0151592_22411175.jpg

勝本みつる 展 「things unnoticed」

会期:2010年5月17日(月)~5月29日(土)
   11:00 - 19:00(最終日17:00まで)日曜休廊

会場:「ガレリア・グラフィカ bis」
    〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル1F
    TEL:03-5550-1335


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  目にうつっているものの内がわ、裏がわ、向こうがわにあるものを素通りできない。
  初めて見るかたち、知らなかった手触り…。
  気づかれないものたちは、いつどこにでも棲んでいる。
  太陽のあらわれるまえに、街なかの工事の音、カーテンや扉の隙間、上着のポケット、
  そしてひとの笑う声のおわりに。
 
  勝本みつる

by penelope33 | 2010-05-18 22:20 | 観る・聴く・読む | Comments(0)
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