2010年 06月 01日

ハイレベルな木地盆・その3 “清明な大刳り貫き盆”

明るく黄味を帯びた色合いと木目が美しい、
『目の眼』(里文出版)6月号・特集「古唐津で呑もう」所載の大きなお盆(材は栗)。

売り切れ店続出の同号・同特集のオーガナイザーであるMさんは、
その名のごとくエッジィな「Knife Edge」という音楽レーベルのプロデューサーにして、
古唐津・岸岳庵」というブログを執筆する「24時間 “古唐津数寄” 野郎」。

肥前陶器・古唐津に魅せられ10年、
本業の出張の合間の、唐津市郊外に点在する窯元への訪問が50回にも及ぶとか。

酒器好き・歴史好きのMさんは、唐津の地を訪れるだけで気持ちが高揚するという。
やみくもに古陶を蒐集するコレクターとは異なり、
唐津という土地を愛し、彼の地の人々との交流を愉しみ、
陶片ひとつについても熱く語る、正真正銘の「唐津愛好家」。

そのMさんから、引く手数多のこの木地盆を不肖「青蓮亭」がお譲りいただいた。

(直径:約35.8〜36.4cm・高さ:約2.5cm・重量:約400g/御売約)

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この↗お盆。

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欠けが一箇所あるのだけど、そこがまたよろしい。

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古陶磁を引き立てる舞台としてはもちろん、
“おひとりさま” の食事一式を載せて運び、そのままいただくのに大変便利なサイズ。

薄手で、大盆にありがちな重量の問題もなく、日々幅広い用途に使えるのがいい。

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自転車操業の弱小業者である私は、いつになっても古唐津の品物が扱えない……。
せめて大好きな陶片を載せてみる。

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このところ御紹介している3点の木地盆を並べるとこんな感じ。


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Mさんと同年代の福岡在住の陶芸家「うつわや」さんこと Iさん。
同特集の撮影のお手伝いをされ、また「作家訪問」のページで紹介されている。

古唐津やその “兄弟分” である朝鮮古陶磁をこよなく愛するこのおふたりのブログは、
時折私などの理解を超えるハイレベルな展開をされているのだけど、
いつも愉しく読ませていただき、大いに勉強させていただいている
(いつか Iさん作の「塩笥=汐景」がほしい……)。

『目の眼』6月号には、Mさんと、いつもお世話になっている若手骨董商の方々による
「骨董とインターネットの最前線」という興味深い座談会も掲載されているので、
御興味のある方はぜひ御覧になってみてください。

by penelope33 | 2010-06-01 21:05 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
Commented at 2010-06-01 23:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2010-06-02 01:31
> S様

ただいまメールをお送りしました。


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