青蓮亭日記

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2010年 06月 09日

白丹波水指

白釉の丹波焼の小さな水指。
あまり時代がないので古格というほどのものはないけれど、古色は十分。

(明治〜大正時代/蓋を含まない高さ:約14cm・胴径:約15cm/御売約)

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花活けにもいい。

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「白丹波」で思い出すのは、「蝋燭徳利」。
「商品写真」は残っていないが、
5年前の “シミュレーション” 画像に写っていた(矢印の品がそれ)。

5年前はもちろんのこと、今の自分から考えても、結構思い切った仕入れだった。
同業者とはいえ、売れたときはうれしかったなぁ……。

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その1年程前、初出店から間もない頃の画像を恥ずかしながら公開
(まあ、これも自分史ということで……)。

デジカメを持っていなかったので、
携帯画像をホックニーみたいに貼り合わせている。

私物だった中国の朱桶や色絵陶器のランプから「ガチャガチャのおもちゃ」まで、
節操がないのはこの頃も今も同じだが、
改めて見ると “東洋趣味” が目立ち、今よりずいぶん派手な印象……。

このとき持っていった磁州窯の鉄絵皿(商品として仕入れた品。朱桶の後ろに見える)は、
その日のうちに売れた。
今では考えられない……。

by penelope33 | 2010-06-09 00:21 | 古いもの・古びたもの | Comments(6)
Commented by ひーこ at 2010-06-10 10:36 x
昨日拝見し、「良いなぁ。小振りで広口かな?水指として運び出す時でも重くなりすぎず運びやすいのかも」なんて考えていました。
そういえば、先日大阪の民芸館で蝋燭徳利を初めて観ました。
「この展示で何か一つもらえる、となったらコレだなぁ」なんて事も(^m^)(展覧会とか行くたびそんなゲームをしています)
青蓮亭さんが、お商売始められた頃の画像も大変興味深いです♪


Commented by penelope33 at 2010-06-10 13:35
ひーこさん、御参考までに口径を記載いたしました
(あまり口は広くないかも……でも、軽いです)。

大阪の民芸館って行ったことがないです……。
71年にできたから「民藝館」ではなくて「民芸館」なんですね。

6年前の画像、相方から
「原宿のあの外人向けのみやげもの店(=オリエンタルバザール)みたい」
と言われましたが、まさにそんな感じですね……。^^;

「ヒトに歴史アリ」というか(笑)、
試行錯誤してきたのがわかるので、あえて載せてみました。
Commented by ひーこ at 2010-06-10 18:49 x
口径を追記していただき、ありがとうございます。
いつか本物を拝見する機会があったら嬉しいです。
お茶を習っているのですが・・・
無骨な私は、もしこの水指が手元にあったら柄杓で無事にすくえるのだろうか・・・?と思っちゃいます(^^;ゝ

大阪民芸館で私が見たのは、このページにある「民藝の美」チラシ右上にある蝋燭徳利です。
http://www.mingeikan-osaka.or.jp/index.htm

以前のディスプレー。青蓮亭さんセレクトの中国の朱桶や椅子、ランプなど拝見してみたかったなぁ。
Commented by penelope33 at 2010-06-10 20:41
これは「ルーサイト ギャラリー」に持っていく予定ですので、
どうぞ御覧になってみてくださいね。

おお、この鉄釉がタラーリタラリとかかっているのも、
丹波の徳利のひとつの典型ですね。

ランプは骨董市で売れましたが、
朱桶や幼稚園の小さな椅子は結局Yahoo!オークションで売りました……。
Commented by ひーこ at 2010-06-11 09:50 x
ルーサイトで拝見できるのを楽しみにしています。
先の事と思っていたら、あと1ヶ月となりましたね。

徳利は、典型なのですね。「たらりたらたら」の部分が本当に蝋燭を思わせて、私には結構インパクト大でした。

あぁ、朱桶。拝見してみたかった・・・
Commented by penelope33 at 2010-06-11 12:08
朱桶は、建築設計が本業のオーナーが経営されている
「チャイニーズアンティークファニチャーセンター」
http://www.chinese-antique.net/catalog/pailket/pailket_01.html
というところで購入しました(15年位前でしょうか……?)。
「骨董ジャンボリー」などの催事にも出店されていますよ。
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