青蓮亭日記

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2010年 11月 04日

『西御門サローネ』に行ってきました。

昨日は、「秋の鎌倉古美術展」の幹事役の「一閑」の細田さんに案内していただき、
会場の『西御門サローネ』の見学に行ってきました。

絶好の行楽日和で七五三シーズンとあって、
10時半に鎌倉駅に着いたときには大変な人混みで、なかなか改札を出られないほどでした。

バス停「岐れ道」に程近い瀟酒なマンションにある、
「一閑」さんのショールームで一休みした後、歩いて『西御門サローネ』へ。

六角形の窓、階段手すり、サンルームの形状などから、
帝国ホテルの設計で知られる建築家フランク・ロイド・ライトの影響がうかがわれます。

下の画像は玄関ロビー。

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各部屋に吊るされた照明器具も当時のまま。
赤い絨毯は、ホテルとして使われていたときのスタイルを継承しているそうです。

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なんとなく、澤井信一郎監督・薬師丸ひろ子主演の映画
『Wの悲劇』を思い出してしまいました(古っ……)。

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六角形の構造が特徴的なサンルーム。
白いペイントは接収された時代の名残だそうです。

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高校のデッサン室にあった「アグリッパ」の石膏像、懐かしい……。

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暖炉を囲む応接室。

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暖炉の上には里見 弴の著書が並んでいます。

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近くに住んでいた俳優の佐田啓二さんなど松竹のスターを始め、
さまざまな文化人・文士たちがここで歓談していたのでしょう。

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階段を上がって渡り廊下を通り、
里見 弴が京都の大工に造らせた茅葺き屋根の和室へ。

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ZOOから「(小津監督の写っている)あの写真と同じアングルで撮ってきてよ」
と言われていたのですが、今はムリですね……。

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天井は、萩、竹、葦など、さまざまな素材で構成されています。

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実質的には2階になりますから、ものすごい高床式。
庭の緑が本当にきれいです。
13、14日には、そろそろ紅葉も始まっているでしょうか……?

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撮りそびれた外観とフロアガイドはHPから拝借。

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「旧里見弴邸/石川邸」は、平成6年に市の重要景観建造物(第8号)に指定され、
現在は、『西御門サローネ』として
イベントの開催と曜日限定による一般公開をしています(月曜日/入館料500円)。

「秋の鎌倉古美術の会」は、土曜・日曜に無料で入館・見学できるよい機会です。

「古美術」というと高価な品ばかりが並ぶ印象があるかもしれませんが、
私もいますから大丈夫(?)。

骨董・古道具だけでなく、古い建築物に御興味のおありの方は、ぜひお運びください。
バス停(「大学前」)から少々歩きますので、なるべく歩きやすい靴でどうぞ。

by penelope33 | 2010-11-04 13:35 | イベント出店 | Comments(2)
Commented by junko at 2010-11-09 18:48 x
懐かしい 
夏の暑い日
 あのピアノで小さなコンサートを企画しましたよ!!
テノールのオペラアリア
Commented by penelope33 at 2010-11-09 22:47
junkoさん、コメントをいただき、ありがとうございます!

プロフィールを拝見しましたが、
いろいろなところでコンサートを企画されているようですね……。


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