フランスの
ディゴワン・サルグミンヌ窯の
小さな白い半陶半磁(「軟質磁器」という言いかたもある)のボウル。
「小さなカフェオレボウル」といった形だけれど、
このサイズだとなみなみとミルクを入れることはできないから、
実際のところは “取っ手のないコーヒー・紅茶碗” だったのだろう。
質感を際立たせる “ほどよい使用感” が好ましく、
高台部分の輪刻がアクセント(=個人的に許容範囲の “装飾”)になっている。
(口径:約10.2cm・高さ:約5.5cm/御売約)
手で持つとこんな感じ(私の手のサイズは、中指の先から手首までが17cm位)。
轆轤目が見える。
口辺のあたりにうっすらとシミがある。