青蓮亭日記

seirentei.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2011年 02月 22日

『こ物展』hal+古道具市

東京近郊の骨董市に出店している古道具屋・野田好美(ノダヨシミ)さんが、
静岡県・沼津市にある器と雑貨のお店『hal』のオーナー・
後藤由紀子さんに贈った小さな古いモノたちの展覧会
『こ物展』が、3月10日から『hal』にて開催されます(期間:2ヶ月程)。

『こ物展』のブログはこちら

『teteria』の大西 進さん(お茶のエキスパート)が、
この展覧会について愛ある紹介文を書いているので、ぜひ御一読を。

「沼津じゃ行けないよ〜」という方のために、
『こ物展』の出展品を収録したカッコいいタブロイド紙を販売するそうです。

『こ物展』hal+古道具市_f0151592_21564741.jpg





これ↗ は、鮭をくわえていない木彫りの熊。すっごく小さい。

******************************************


店を持たず、若い女性ひとり、基本的に露店だけで稼いでいる人は数える程だと思う。

私も含め、近頃は大江戸骨董市などで
地べたに布を敷いて手持ちの荷物を広げる業者はたくさんいるけれど、
ヨシミさんはその先駆けだった
(今では “こ物的” 自動車=『ミゼットIIカーゴ』のオーナーだ)。

私が初めてヨシミさんに出会ったのは、確か2004年前後の東郷神社の骨董市だった。

白磁の徳利の値段を聞いたときに、
独特の低い声でぶっきらぼうに「2,000円」と言われたシーンを今でも覚えている。

『hal』で古道具市が始まったのが7年前ということなので、
原宿にあった『ファーマーズテーブル』にお勤めだった後藤さんが、
出勤前に東郷神社の骨董市に行き、ヨシミさんと意気投合したのは、
その少し前のことだったのだろう。

……と勝手に想像していたら、
おふたりは、沼津出身のヨシミさんの4歳からの幼なじみ・
フローリストにして文筆家の岩崎有加さんを介して知り合ったとのこと。

この岩崎有加さんという方がまた大変おもしろい方で、
『tetería』の大西さんが抱腹絶倒の賛辞を書いている。

最初はヨシミさんが後藤さんに行商していたそうなのだが、
「自分だけでなく店のお客さんにも売ってはどうか?」という後藤さんのアイデアで、
7年前より『hal』での “一人露店” が始まったのだそうだ。

著書もあり、その筋(どの筋……?)で有名な後藤さんに、
あまり表に出たがらないけれど、
古道具業界では知る人ぞ知る存在のヨシミさんがセレクトしてあげて、
『hal』のレジの後ろの棚にきちんと並べられている小さなモノたち。

『こ物展』hal+古道具市_f0151592_21575221.jpg

これです。↗
見たいでしょう?

上記ブログで随時UP予定ですので、お楽しみに。

by penelope33 | 2011-02-22 22:05 | お知らせ | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード


<< シチューめいたもの      バナナとハチミツのトースト >>