2011年 03月 10日

小さな紫檀の木地盆

黒檀や紫檀などの唐木(からき・とうぼく)のお盆は茶道具では一般的だが、
その硬く光沢のある質感は、酒徒にとってはやや趣きを欠くようだ。

しかしこの4点は、楕円に変形していることでもわかるように古く使い込まれた様子で、
拭き漆の肌は紫檀特有の赤味を帯びながらも落ち着いた色調。

独りで愉しむお茶やお酒の時間の友として、また銘々盆として、
様々に使える一生ものの小盆だ。

(直径:約22.4〜20.8cm・高さ:約1〜1.8cm/御売約)

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上から左回りにA、B、C、D。
軽く水拭きをした状態で撮影。

木地盆を丸洗いして反らせてしまったことがあるので、
それ以来洗わないようにしている。

白っぽい部分は、撮影後にさらに拭いたらほとんどきれいになった。

紫檀は硬い材なので、洗っても大丈夫かなという気もするが、
気になるところは古歯ブラシなどで部分的に擦るのが無難かも。

以下、単品の撮影は、ディテールがよくわかるように、
実物より明るめにしてある(その結果、赤味が強く写っている)。

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A(直径:約21.6〜21.3cm・高さ:約1cm):表。
立ち上がりが一番低い。

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A:裏。

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B(直径:約21.7〜21.3cm・高さ:約1.7cm):表。
左のほうのくすみは、撮影後によく拭いたらきれいになった。

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B:裏。

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C(直径:約22.4〜22.1cm・高さ:約1.8cm):表。
サイズが一番大きい。

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C:裏。
左下の白い部分は、撮影後にさらに拭いたらきれいになった。

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D(直径:約21.3〜20.8cm・高さ:約1.8cm):表。
焦茶系で落ち着いた色調。

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D:裏。

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Cを使った「晩酌セット」。
伊万里などの磁器が似合う気がする。

by penelope33 | 2011-03-10 21:44 | 古いもの・古びたもの | Comments(1)
Commented at 2011-03-10 23:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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