青蓮亭日記

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2011年 03月 15日

『20世紀 日本の地震災害』

『20世紀 日本の地震災害』という40分のビデオ作品があります。

「財団法人 日本気象協会」という団体の発注で、
私が以前勤めていた「(株)日本映画新社」という映像製作会社が2003年に製作したものです
(この会社はもう解散しています)。
シナリオ・ディレクション・編集・音効を相方が担当しました。

その前年だったかと思いますが、同社で古い記録映像の保管や活用をする部署にいた私は、
自社で保有している関東大震災以降の地震の記録映像を
『震災の記録』というタイトルでVHS2本のパッケージにまとめました。

『震災の記録』は、元のニュース映画や短編映画をただつないだだけのものですが、
社のプロデューサーがこれを日本気象協会にプレゼンテーションし、
新たなビデオ作品製作につながったという経緯があります。

日本を襲った様々な種類の大地震の記録映像と、
そこからどんな課題が投げかけられたかをコンパクトにまとめており、
テレビで連日放送されている今回の地震に関する報道を観る上でも、
ある「軸」のようなものを与えてくれる作品です。

御興味のある方、お時間のあるときに御覧になってみてください → こちらこちらこちらに。


『20世紀 日本の地震災害』_f0151592_212211.jpg




『20世紀 日本の地震災害』_f0151592_2122578.jpg

災害の記録映像というと、
自動車免許更新時に見せられるウンザリするような事故映像とか、
退屈で眠くなるような教育番組などを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、
『NHKスペシャル』並みによくできていて、一気に観られると思います。

by penelope33 | 2011-03-15 21:04 | 観る・聴く・読む | Comments(2)
Commented at 2011-03-16 14:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2011-03-16 17:34
> 鍵コメント at 2011-03-16 14:58 様

どうされていらっしゃるかなぁと案じておりました。
とりあえず御無事でよかったです。

お品物の到着のお知らせとビデオの感想をありがとうございました。

おっしゃる通り、日本に起きた地震を長いスパンで通覧したとき、
いろいろ見えてくることがありますね。
また、非常時にはホントに人間性も問われますよね……。

今回の富士宮市の方の対応に感心するとともに、
「東海地震はこれよりもヒドイのか……」と途方に暮れる心持ち、
お察しします。

まあ関東地方もヒトゴトではないですからね。
今夜は初めての「計画停電」を体験します。
ろうそくの火に気をつけます。
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