青蓮亭日記

seirentei.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2011年 03月 21日

小さな白磁の硯(墨汁容器)

おそらく昭和初期頃のものと思われる小さな白磁の容器。

一見すると硯だけれど、裏側に「専賣特許 墨汁容器」とあるから、
これで墨を擦ることは想定していなかったようだ。

代用品なのか、また、「舎密局(せいみきょく)」関係のものかどうか、詳細は不明。

(縦:約8.8cm・横:約5.3cm・高さ:約2.9cm/御売約)

f0151592_22334232.jpg




f0151592_2234810.jpg


f0151592_22342755.jpg


f0151592_22345191.jpg


f0151592_13402361.jpg

小学2年の頃、習字の塾に通っていた。
上の画像はそのときの写真(当時飼っていた雑種犬「ルク」と)。

どこから見ても男の子なのに、習字バッグはピンク色だ
(別にピンクが好きだったわけではない)。

当時使っていた硯は、擦る部分だけが石で、あとはプラスチックだった。
安価で軽かったからだと思うが、子ども心にも「カッコ悪い」感じがした。

その習字塾は、
お金を払って何とかいう会に入らないと進級試験を受けさせてもらえなかった
(どこもそうなのだろうか……?)。

姉は何年も習っていたけれど、
我が家は塾代しか払っていなかったから、いくらやっても段位とは無縁だった
(確かそうだったよね……?)。

塾をやめた直接のきっかけは、
風邪で休んだ後に行くのが面倒になったとかそんなところだろうが、
進級の張り合いがなくてつまらなかったのだと思う。

もっと小さかった頃、ある日、母が墨を擦っているのをそばでじっと見ていたことがある。

母から「(硯と墨と)どっちから黒いのが出てると思う?」と聞かれ、
しばらく考えた末に「こっち」と硯を指した。

母はおもしろそうに笑って、「こっち」と墨を持つ手を挙げた。

母のいたずらっぽい声と、「幼児なりに一生懸命考えたなぁ」という記憶。
今でも鮮明に覚えている。

by penelope33 | 2011-03-21 22:44 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
Commented by うな茶漬け at 2011-03-22 20:53 x
こんばんわ。
東京近辺は停電や余震でまだ落ち着かないのでは?
静岡県は「大地震、明日は我が身」と、みんな腹をくくってるって感じです。
わたしは職業病(?)の重症肩こりで、とうとうブロック注射をしてもらい、血行促進のために葛根湯を飲まされてます。とほほ。
WEBで見た今日のニュース。
「タイのスラム街で震災支援の募金活動」の見出しに
涙が溢れてしまいました。
「普通にしてよう」と思いつつも 
やっぱりまだ気持ちが「折れやすい」今日この頃です。
ヤマコちゃん 元気ですか〜?
Commented by うな茶漬け at 2011-03-22 22:37 x
追記
・・・しばらく考えた末に「こっち」と硯を指した。・・・
ひゃ〜 全くおんなじことした記憶があります!
Commented by penelope33 at 2011-03-23 13:08
計画停電、我が家は「第3グループ」なんですが、
今のところまだ実施されていません。

余震は……相方も私も、もう「来るなら来い」という心境です。

私の老父が腰痛で、
ブロック注射を断続的にしてもらっている状態です。
かなり効くらしいですが、どうぞお大事に……。

右に表示されるタグの数、一応「ヤマコ」が「古道具」「骨董」
の数を超えないようにしているので、ちょっと控えてますが ^^;、
元気ですよ〜。

今は、ヤマコ似の模様のよその猫が遊びに来ているのを
(見たところ、エサ目当てとかでなくフレンドリーな感じ……w)
「あっちいけ〜」と鳴いて追い払っている最中です。
Commented by penelope33 at 2011-03-23 13:10
「硯」と「墨」、お習字をする年頃になるまで、フシギな物体ですよね〜。


<< 「第24回 西荻骨董好きまつり...      鳥の子手向付 詳細画像 >>