青蓮亭日記

seirentei.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2011年 10月 01日

平凡そうで非凡な丸盆

一見さして古くもなさそうなフツーの日本の丸盆だけれど、
実はこんなお盆はあまり見かけない。

まず、時代感のない割にかなり楕円に変形している。
正円からこんな楕円になるには、少なくとも50年以上は必要なのではないか。

経年変化で楕円になっているお盆は、そのフォルム自体が “味” だと思うし、
心なしか器類を載せやすく、運びやすい気がする。

また、よくあるタイプの煎茶盆に比べ、縁が低めで野暮ったさがない。

そして、表面に塗られている塗材が、長年の使用で程よいマット感になっている。
古道具でニスがテカテカしたお盆はよく見かけるが、こんな質感のものは滅多にない。

個人的には、全く塗材がないドライな肌合いも好みだけれど、
このお盆程度の塗材があると、より気軽に使えそう。

(直径:約29.6〜28.9cm・高さ:約3.5cm/御売約)

f0151592_137327.jpg




f0151592_13879.jpg


f0151592_139514.jpg

縁の内部が刳れていて、広めに使えるようになっている。

f0151592_139354.jpg

器類は全て私物です。

f0151592_131003.jpg


f0151592_13105199.jpg


f0151592_13111976.jpg


f0151592_13103094.jpg

現代の木工工房でつくられた製品のように見えながら、
まごうことなき古盆であるというのがおもしろいと思う。

ちょうどこちらの “北欧風” の大盆が小さくなり、
縁が低くなった感じ(スミマセン、材のことは相変わらずよくわかりません……)。

by penelope33 | 2011-10-01 13:21 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
Commented at 2011-10-01 21:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2011-10-02 00:16
> 鍵コメントat 2011-10-01 21:09 様

ただいまメールをお送りしました。
Commented by うな茶漬け at 2011-10-02 18:28 x
秋めきましたね〜〜〜
突然ですが 川越にある「うつわノート」という
古い洋館がまるごと器の展示館になってる施設、
ロータス様は行かれましたか?
4日・火曜日まで 宮脇モダンのおフランスの古い器展示も
やってるんですって。。。
きゃぁああ 行きたいよ〜〜

ロータス様 行かれたら是非レポート、よろしくお願いします!
Commented by penelope33 at 2011-10-03 00:14
昨日は午前中は寒いくらいでしたよ。

あのあたり、実家や通っていた中学校の近くなのですが、
残念ながら会期中には行けません。ゴメンナサイ!


<< Twitterを始めてみました。      旅と御褒美 >>