青蓮亭日記

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2012年 06月 29日

プルシアンブルーの琺瑯トレイ

大きな紺青色の琺瑯トレイ。

材料不足や不安定な製造条件のもとで作られたのか、
鮮やかな青とグレイッシュな青が入り交じって、とても複雑な色合いをしている。

その分、表面に不純物(小さなツブツブ)も見られるが、
現代のきれいな琺瑯製品にない味わいが魅力的。

縁に若干の錆はあるものの、デッドストックで上々のコンディション。

(昭和前期?/直径:約35.8cm・内径:25.4cm・高さ:約3.6cm/御売約)

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「プルシアンブルー」で検索してみたら、
この顔料がセシウムの内部被爆除去物質として注目を浴びていることを知った。

プルシアンブルーの琺瑯トレイ_f0151592_2246912.jpg

リムが広く、きれいなフォルムをしていて、トレイというよりお皿のような貌も。
プレート代わりにサンドイッチなどを盛っても映えると思う。

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釉薬の下に若干のツブツブ。

プルシアンブルーの琺瑯トレイ_f0151592_22502353.jpg

裏側。

プルシアンブルーの琺瑯トレイ_f0151592_22514894.jpg

飲み物を運ぶトレイとしても、“おひとりさま” の食事用としても。

ご飯茶碗と汁碗から、アンティークのオードブル皿とワイングラスまで、
結構何でも似合ってしまいそうな、懐の深いトレイ。


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by penelope33 | 2012-06-29 23:00 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
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