青蓮亭日記

seirentei.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2012年 07月 11日

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。

7月6日(金)から始まった『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、
前半3日間のダイジェストです。

後半から参加の『Doily』さんを除き、
lucite gallery』、『逢花(徳永)』、『ヨシミ』、『ATLAS』、『ロータス・ブルー(青蓮亭)』、
計5名の業者の品々が入り交じって展示されています。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_18555746.jpg




中央にはイギリスの修道院で使われていた大きなテーブル。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_18564756.jpg

このあたりは軽やかな雰囲気の洋の器が並びます。

フランスのワイン用バスケット、コンフィチュール(=ジャム)ポット、
ハンドル付き琺瑯パン、ドイツの小花柄プレート、
イギリスの『Wood & Sons』の『Iris』C/S・『Beryl』デミタスC/Sなどに混じって、
柳宗理が戦後まもなくデザインしたという『松村硬質陶器株式会社』の白いボウル・プレート・マグも。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_18565378.jpg

優美なフォルムのフランス白磁の器、アクセサリーやポーチが黒いケビント棚に映えます。
バービー人形の小さな靴もきちんとディスプレイ。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_18573685.jpg

フランス・キュノワールの鉢や食品保存用の白磁ポット、繊細なグラスやパニエ、
教会のキャンドルを灯したグラス、ネウマ譜、19世紀の大きな黒々とした刳り貫き盆など。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_1858987.jpg

ここは去年と同様に江戸から昭和の普段遣いの器が並んでいます。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_18583438.jpg

この黒猫は『ジジ』という名前になったそうです。
今でもノラのままで、ギャラリーでもらうカリカリが命綱。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_18584728.jpg

お手頃な酒盃が満載の、通称 “オヤジ” コーナー。
でも、よく見るとカワイイものも置いてあるんですよ。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_18591944.jpg

富山の置薬の引き出し、真っ赤なものは珍しいそうです。
手前のテーブルはなんとなく “医療品コーナー” になっていますね。

昭和30年代、アメリカに出張したとあるお父さんが撮ってきた “ソフト”
(=スライド)がたくさんついた3Dビューワー、ミシンランプ、
雑誌のアヤシゲな通販広告でお馴染みだった、
“記憶力の良くなる”『☆☆ブレイナー(=BRAINER)』など(ともに元箱付き)。

カッコイイ塵取り” も一応持ってきてみました。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_18595318.jpg

モードな雰囲気のボブヘアがお似合いのATLASの飯村知香子さんと、
ギャラリー・オーナー米山さんのお嬢さんのMちゃん(ちょっと大人っぽくなったね)。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_1902938.jpg

サビ鉄の道具類、ナゾの鋳造アルミ部品、江戸ガラスのミニ算盤、航空会社の機内用カトラリーなど。
東急新玉川線(=現在の田園都市線)開通△周年記念の栓抜き付きの鉄鈴は、実によい音がします。

あまり古いとはいえない干支の動物たちが、なぜか御婦人方に大ウケ……。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_1905886.jpg

ベーゴマやおはじき、セルロイドの筆箱など。
ちょっとグロテスクな鳥の足のブローチは、
お客様の反応が真二つに分かれておもしろかったです。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_191244.jpg

昭和の琺瑯レンゲや選りすぐりのセルロイドの石鹸箱。
“キナキナ坊” (=顔の描かれていないこけし)は小首をかしげて何を見る……?

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_1921253.jpg

フランスのアルミの水差し、蓋付きの陶器ポット、オクトゴナル(八角形)プレート、
オランダのジンボトルなど。

いい感じに錆びたブリキのお菓子の型もフランス帰りですが、
これはおそらく日本から輸出したものだと思います。

手前のブルーラインのプレートも輸出用(デッドストック品)。

ATLASさんの品々の多くは、こちらに画像がUPされております。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_1924370.jpg

紫陽花柄の着物姿もあでやかなオーナーの米山さん。
「ホッと一息つく料亭の女将」といった風情ですが、
『ルーサイト2号店』オープンを間近に控え、他業者の品々を見る目もいつも以上に真剣そのもの。

『ルーサイト ギャラリーの骨董市 2012』、前半の日程を終えました。_f0151592_1932024.jpg

2階の『笑月庵』の営業が、
昼の部=15:00〜18:00、夜の部=18:30〜21:30となっておりまして、
前後の時間は少々混み合います。

12:00〜14:30頃と、それぞれの宴席の間は比較的すいておりますので、
お品物をごゆっくり御覧いただけるかと思います。


*********************************************


御来場・お買い上げくださった皆様、まことにありがとうございました。

お品物は日々補充しておりますので、一度いらした方もぜひまたお越しください。

また、気になるお品がございましたら、
どうぞ御遠慮なくコメントやメールでお問い合わせください。
私以外の出展業者さんにもお取り次ぎいたします。

後半の会期は7月14日(金)・15日(日)・16日(祝・月)です。
15日(日)の『大江戸骨董市』にいらっしゃる方は、ぜひお帰りにお立ち寄りください
(日比谷から地下鉄を乗り継ぐと案外近いです)。

夜の部の宴席(18:30〜21:30)のお客様がお帰りになられるまで開いておりますので、
夜型で普段骨董市にお出かけになれない方や、お店をお持ちの御同業の皆様もぜひどうぞ。

スタッフ一同、心よりお待ちしております!


*********************************************


『ギャラリー北欧器』のSさん、『ソラシカ散歩』のTさん、『Coupe』のIさんが、
骨董市の御紹介をしてくださいました(こちらこちらこちらです)。

Sさん、Tさん、Iさん、ありがとうございました!


*********************************************


会期後半の様子はこちらから御覧いただけます。



ブログランキング・にほんブログ村へ
古美術・骨董

ブログランキング・にほんブログ村へ
アンティーク・レトロ雑貨

ブログ・ランキングに参加しております。
上の「古美術・骨董」「アンティーク・レトロ雑貨」という文字を
クリックしていただきますと、ポイントが加算されます。
お気が向かれましたら、よろしくお願いいたします。

by penelope33 | 2012-07-11 20:39 | ルーサイト ギャラリーの骨董市 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード


<< 『第十回 二子ノミの市』のお知らせ      『ルーサイト ギャラリーの骨董... >>