2012年 09月 05日

書籍『野菜のポタージュ』、9/14発売です。

私が初めて器のコーディネートを担当させていただきましたお料理の本、
野菜のポタージュ ~1週間分まとめてつくる 毎日のからだを整える季節のスープ~』が、
9月14日に発売されることになりました
(出版社:株式会社マイナビ/単行本・ソフトカバー/A5版/112ページ/税込1,365円)。

Amazon掲載ページは、こちら

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この本で御紹介しているポタージュ・スープは、
こってりとしたイメージの「西洋料理のポタージュ」とは違い、
素材をバターで炒めたりクリームを加えたりといったことはしていません。

季節の野菜を切って鍋に入れ、蒸し煮にしてつぶし、
豆乳や牛乳などでのばして温めるという、シンプルなスープです
(スープをアレンジしたお料理のレシピも載っています)。

旬の野菜には、「ヒトの体をその季節に合わせて整える力」があるそうです。

その力を最大限に引き出したシンプルなレシピのポタージュ・スープを、
撮影時にたくさん試食し、また持ち帰らせていただきました
(元になる野菜ペーストは冷蔵・冷凍保存ができます。私は豆乳でのばしました)。

どれも滋味深く、またさっぱりとして飽きのこない味でした。

表紙に採用されたのは、
宮岡麻衣子さんという現代作家の白磁輪花鉢に盛った、コーンスープの写真。
和洋の古い器の他、こういった作家ものの器もチョイスしています。

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著者の料理研究家・石澤清美さんは、
日本大学芸術学部映画学科の撮影コース卒業、
元々は料理書の編集をされていたという経歴の持ち主。

御著書の数があまりに多いので(試しに検索してみてください)、
「石澤さんって、もうひとりいらっしゃいます?」と、よく聞かれるとか(笑)。

お名前を伏せて書いていらっしゃるブログの文章そのままに、理知的でエネルギッシュな方です。

1日平均して25種類程のレシピのスープとお料理を、周到な準備の元にテキパキとこなし、
自然光撮影のできるリミットである夕方にはいつも撮影終了。
「まさにプロフェッショナル!」という仕事ぶりでした
(これはもちろんカメラマンの方のおかげでもあります)。

でもそれと同時に、とっても気さくで情の深い方なんですよね。
細やかで温かい心配りに、試食させていただいたスープやお料理のおいしさともども、
スタッフ一同、本当に感動し通しでした。

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(↗帯がつくとこんな感じ)

この本の企画を立てられたフリー・エディターの土澤あゆみさんと知り合ったのは、
土澤さんが4年前に『青蓮亭 永福町本店』(=当時住んでいた永福町の家)にいらしたのがきっかけでした。

今年の3月、土澤さんから、
「いつもブログでやっているような感じで、野菜スープの本の器のスタイリングを」
というお話をいただきました。

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(↗撮影時のカメラマンの方のモニター画面です)

プロのスタイリストでない私のその後の悪戦苦闘ぶりは、
書籍『野菜のポタージュ』」というカテゴリにまとめました。
未熟な点や反省点は多々ありますが、
自分なりにそのときどきでベストを尽くしたつもりです。

3回に渡る撮影では、器や小物の準備を私が担当し、
クロス類については土澤さんにもお手伝いいただき、
スタイリングはスタッフ全員(カメラマン・デザイナー・版元の編集者・土澤さん・私)の
“合議制” といいますか、皆であれこれ相談しながら進めていきました
他のスタッフの方々の御紹介は追ってまた)。

そんなわけで、「スタイリング」ではなく「コーディネート」という言葉を使っています。

実はまだ出来上がった本を見ていないので、本が手元に届きましたら、改めて御紹介しますね。



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by penelope33 | 2012-09-05 08:25 | 書籍『野菜のポタージュ』 | Comments(20)
Commented by まき at 2012-09-05 11:22 x
発売を首を長くして待ってました。
バターやクリームを必要としないのはかなりの魅力なので、
発売日には書店に走ります。買います。
じっくり読んで、ぺねさんの活躍ぶりも堪能しますね。

ブログの方も見てきました。
じろさんが超可愛くてたまりません!
お布団ラブの頭突っ込みポーズで萌え死にです。
Commented by ひーこ at 2012-09-05 12:19 x
おめでとうございます!
amazonで予約しました。
スープもさる事ながら、コーディネイト楽しみです。
Commented by タップ at 2012-09-05 16:10 x
私もamazonで買いまーす。
Commented by まき at 2012-09-05 18:51 x
この機に乗じて質問しちゃいます。
ブラックパラティッシのボウルを買おうがずっと迷っているのですが、
使い勝手はいかがでしょうか?
オールラウンダー的な器だと嬉しいのですけれど。

本、今どきは本屋じゃなくてamazonで購入なんですね(滝汗)
Commented by penelope33 at 2012-09-05 21:58
> まきさん

余計な混ぜ物がなく野菜をふんだんに使っているので、とっても贅沢だなと思いますし、
たぶん、丁寧に作った赤ちゃんの離乳食のように優しい味なんじゃないかと。

私の仕事ぶりは、「え?このスープって、こんな色だったんですか……? ^^;」
みたいな冷や汗ものでしたが、
他のスタッフの皆さんがプロフェッショナルなお仕事をされているので、
どうぞ御高覧くださいませ。

じろさん、いいキャラですよね……まきさんにはたまらないでしょうねぇ。 ^^
Commented by penelope33 at 2012-09-05 22:00
> ひーこさん・ タップさん

本当にありがとうございます!目指せ、重版!
Commented by penelope33 at 2012-09-05 22:19
> まきさん

使い勝手はとってもいいですよ。丼代わりにもなりますし。

でも、他の食器もモダンなテイストにして、
できればブラパラ以外は無地系にしたほうが無難ですね。

我が家は日本酒好きのZOOさんがいて、夕飯は和食系、
どうしても染付の器とか平清水のぽってりとした片口とかが並ぶので、
ブラパラはほとんど夕食には使わないですね
(ZOOさんはブラパラ、キライですし)。

もちろん、パスタとかスープの夕食にはよいでしょうし、
モノトーン、あるいは逆にカラフルな、
単色のシンプル・モダンな器でいただく和食でしたら、
ポイントになってよいのではないでしょうか……?
Commented by まき at 2012-09-06 10:54 x
他の食器とのバランスまで考えていませんでした…。
その辺かなり無頓着なので(なにせ景品の食器を使っている!)、
パラティッシ自体が使いやすければOKです。
実は巨大ボウルの方は既に持っているので、
これを機に普通サイズの方の購入も真剣に検討します。
丼としても使えるのはかなり魅力的ですし。
丁寧な回答ありがとうございます!
Commented by ひーこ at 2012-09-06 20:02 x
私も渋谷さんのブログを拝見してから↑ブラックパラティッシ、気になってました。(名前が覚えられなくて・・・)
青と黄色のもありますよね。
お丼にも使えるのですかぁ。使いやすそうだなぁ。
容量多くない時のうどん・そば系にも使えてご飯物もいける丼を探してるんですが、欲張りすぎですか?
あわよくば、ラーメンにもと思いましたがそれは容量がだいぶ違っちゃいますものね(^_^;)
オールマイティに使うなら、どんな器が良いでしょう?
Commented by penelope33 at 2012-09-06 20:50
> まきさん

あ、巨大ボウルを既にお持ちなのですね!

丼といっても、マグロ漬け丼や卵かけご飯(!)は似合いますが、
カツ丼、親子丼などはビミョ〜だと思います。

それから、ひとり分のうどんには小さいです。
サラダ・スープ・シチューなどでしたらたっぷりひとり分、
パスタは「小盛り」、ですね。

Commented by penelope33 at 2012-09-06 21:28
> ひーこさん

御参考までに、私の経験をお話しします。

パラティッシは、最初、青と黄色のタイプを買いましたが、
恥ずかしながらほとんど使わずに手放しました。

ブラックパラティッシもとても主張の強い絵柄ですので、
上のほうでも書きましたが、他の器を限定するように思います。

これから新生活を始められる方には、
例えば、『白山陶器』の6寸浅めん丼・天目(他に白磁千段・青磁があります)
http://item.rakuten.co.jp/prokitchen/hs-db-6a-bk/ のような、
比較的お手頃な価格でオールマイティなものをお薦めします。

表参道にSHOPがあって、いろいろなサイズと形の丼の実物が見られますし、
カタログも郵送で取り寄せられます(『DAILY USE』という方に載っています)。
http://www1.ocn.ne.jp/~hakusan/catalogue.htm
Commented by penelope33 at 2012-09-06 21:34
こういうタイプだったら、例え他にお気に入りの丼が見つかったとしても、
電子レンジや蒸し器に入れる器として後々も使えそうです。

実は、「麺類もご飯ものもいける丼」というのは、私自身の長年の課題でもあるんですよ。

私は『白山陶器』の丼のツヤピカ感がいまひとつ好きになれなかったので、
購入を見送りましたけど……。

独り暮らしを始めてから20年位、街の瀬戸物屋さんで買った、
この6寸浅めん丼と7寸平鉢の中間のような形の黒い丼(800円也)を使っていました
(業務用の器でしょうね。スタッキングできるのもポイントでした)。

今は、マットな鉄釉(黒)の作家物の7寸カレー皿、
イッタラ・TEEMAの21cmボウル・ブラック(←便利に使えるけれど、趣きに欠ける)、
実家から持ってきた昭和の染付・麦藁手の丼、大振りの古伊万里白磁碗などを
それぞれふたつづつ持っていて、使い分けています。
Commented by ひーこ at 2012-09-07 14:28 x
詳しくありがとうございます。
「麺類もご飯ものもいける丼」渋谷さんの長年の課題とは・・・。私が探せないのも無理はありませんね。
見つかりましたら、是非お教え下さいませ。
白山の丼。なるほど・・・確かに画像だと、ツヤピカ感に一瞬「うっ」となりました。
実物を見て、購入を検討しようかと。
ブラックパラテイッシ、個性強いですよね~
渋谷さんのブログを拝見して「良いなぁ」と思い、デパートなどで見直すのですが、今いち使いこなす自信が持てませんでした。
他の食器との兼ね合いも考えつつ、増やしていこうかと思います。

スタッキングできるのは、重要ですよね!
そして「2つずつ持って使い分け」私も今後真似させて頂きたいと思います。


Commented by penelope33 at 2012-09-07 16:51
白山陶器、ツヤピカでダメですか〜(笑)。
カタチはいいのですけどね。

それでしたら、いろいろなお店、ネットショップ、器ギャラリーなど、
マメにのぞいて気長にお気に入りを探してくださいな。

最初から「お客さんの分も」と数を揃えず、
1個か2個買ってみて、しばらく使ってみるといいですよ〜。
好みも変わりますしね。
Commented by 石澤清美 at 2012-09-07 19:57 x
青蓮亭様

こんばんは。本のご紹介をありがとうございます。
新旧取り合わせ、美しく力のある器をそろえていただいたおかげで、
とてもすてきな本に仕上がりましたね。

私は実用書を作ることを一番の目標にしているので、
手に取ってくださる方に役立つものを作ろうと、
本作りに携わっています。
ですから、個人的な食生活を書籍にすることは、まずありません。
そして、多分この先もほとんどないだろうなあと、思います。
今回、こういう形で、私の日々を支えてくれているものを
まとめることができて、とても幸せです。
長く仕事をしていると、喜びはやってくるものですね。

10月には1日カフェを開くべく、、
椅子など小さな家具を買ってしまおうかしら・・・・
などと、うきうきともくろんでいるところです(笑)

骨董市には伺う時間が取れないのが残念ですが、
またお目にかかりましょうね。

ありがとうございました。
Commented by penelope33 at 2012-09-07 20:43
石澤清美 様

コメントをいただき、ありがとうございます。
お言葉、身に沁みております……。
こちらこそ、本当にありがとうございました。

またお目にかかって、
いろいろとお話しさせていただくのを楽しみにしております!
Commented by まき at 2012-09-08 11:16 x
とっても詳しく解説していただきありがとうございます。
確かに白山のピカッと感には「ウッ」となりました。
ブラックパラティシ、マグカップもありました(^^;)
他の食器は白ばかりなので(景品は白地に薄茶でベリーの柄など)、
ブラックパラティシとも合いそうかなと思っています。
もう一度実物を見てからじっくり考えます。
相談してみて良かったです。
Commented by penelope33 at 2012-09-08 21:46
まきさんも「ウッ」でしたか〜(笑)。

他が白い器ばかりだったら、ブラパラを使うの、楽しいかもしれませんね。
Commented by ひーこ at 2012-09-18 19:50 x
届きました~。
器の紹介もあるのが、嬉しい♪そして、「あぁ、目にした事のあるあの器は、こういうものだったのね」とか「こんな器&お料理との取り合わせも素敵☆」とかグッとくる器やスープの色にワクワクしております。

簡単にできる「トマトとヨーグルト」の一品を早速、先ほど作りました。
美味しくて体にすぅっと入ってくる感じ。良いですねぇ。

秋の食材でも楽しみです。
良いご本と出会えたことに感謝。
Commented by penelope33 at 2012-09-18 22:35
ひーこさん、お買い上げ&御報告いただき、ありがとうございます!

作家物の器につきましては、
追ってこのブログで作家名のリストをUPいたしますので、
少々お待ちくださいね。

この本の秋のアレンジメニュー『しいたけペーストで作るポークリゾット』
を盛った鉄釉のお皿を作られた古賀雄二郎さんの個展が、
九段下の『暮らしのうつわ 花田』で22日まで開かれています。

WEBSHOPで御覧になって、もし気になるようでしたら、
足を運んでみてください。

購入しなくても、これからいろいろと器のお店や展覧会を観るときの、
ひとつのスタンダードになるような気がします
(私は観に行ったのですが、好きなものとそうでないものがありました)。
http://www.utsuwa-hanada.jp/online_shop/kikaku/kk5309s-1.php


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