青蓮亭日記

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2013年 05月 29日

流線型のアルミ・オーヴァル鍋

昨年11月に上石神井のcopseさんで開催した『中坊優香 展』の際に
ディスプレイしたアルミダイキャスト(=鋳造アルミ)製のオーヴァル鍋。

1940〜50年代位のものではないかと思う。
仕入先はアメリカだそうだけど、おそらくカナダ製かと。

とても好きな形・質感の品なので今まで家に置いていたが、
ウチの台所では定位置が見つけられない。
“コレクション” していてもしょうがないので、とりあえずブログにUPしてみる。

古い金属製品を売るときには、
「磨く・磨かない」は買われたお客様におまかせすることにしているが、
どなたも買われないようであれば、もうちょっと磨いてみようかと思っている
(ツメでひっかいただけでも結構こそげ取れる)。

(両方の取っ手を含む幅:約35cm・奥行き:約23cm・蓋までの高さ:約19cm・重量:約2.1kg
/内径=幅:約30.4cm・奥行き:約21.2cm・深さ:約12cm/御売約)

流線型のアルミ・オーヴァル鍋_f0151592_22503297.jpg




流線型のアルミ・オーヴァル鍋_f0151592_2251141.jpg

ル・クルーゼの20cmココット・ロンドと並べるとこんなサイズ。

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洗練された蓋のライン。

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本体のサイズと比較して、蓋や両方の取っ手のサイズがとても控えめ。

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自動車とか船といった乗り物を思い起こさせる流線型のフォルム。

流線型のアルミ・オーヴァル鍋_f0151592_22574842.jpg

蓋を持つと少し隙間が空くが、取れそうな感じは全然しない。

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おそらく「(……ALUMI)NUM」「(MADE IN CAN)ADA」と刻印されているのではないかと。

流線型のアルミ・オーヴァル鍋_f0151592_236717.jpg

最近、料理家の方などが
「有次のアルミオーバル両手鍋」を使われているのを雑誌で見かけた。
その鍋を作っていた職人さんは独立されたそうで、
現在では、鍋をはじめさまざまな鍛金製品は
鍛金工房 WESTSIDE33』というブランド名で販売されている。

上の画像は、この鍋と似たようなサイズの鍋(幅:27.8cm・奥行き:20.8cm・高さ:12.5cm)。
27,300円也。

流線型のアルミ・オーヴァル鍋_f0151592_235323.jpg

そんなこともあってとりあえずUPしておこうかなという気になったのだけど、
多くの人にとってはただのオンボロ鍋かなぁ……。

やかんだったらコレクターも多いのだけどね。



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by penelope33 | 2013-05-29 23:20 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
Commented at 2013-05-29 23:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2013-05-30 08:47
> 鍵コメント at 2013-05-29 23:59 様

魚や鶏をまるごと料理できるなぁとは思っていたのですけど、
「フィッシュケトル」という名前は思いつきませんでした。
ステンレス製や銅製だと、やっぱり結構なお値段しますね〜。

『ケンタッキーフライドチキン』の店で昔売っていたフィッシュフライが
「フィッシュケトル」っていう名前だったんですよね。
「サーモンフィレサンド」とか「フィッシュケトル」とか
私が好きだったメニューはみんな消えちゃいました……。
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