青蓮亭日記

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2013年 07月 31日

古伊万里染付線描牡丹唐草文輪花6寸膾皿

江戸後期〜幕末の伊万里には、細いペンで描いたような絵柄をよく見かける。

大抵のものは描線が雜で、あまり好ましい印象を持っていなかったのだけど、
スープの本でお世話になっている料理研究家の石澤清美さんのお宅で、
繊細で丁寧な絵付けの線描の伊万里染付の器を拝見。
「絵付けが丁寧だといいものだなぁ……」と思った。

そんなときに出会ったのが、この線描牡丹唐草の大きな膾皿。

(江戸後期/直径:約17cm・高さ:約6cm/@8,000円/在庫:E番)

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今度のスープ本では、『豆苗のスープ』と『小大豆もやしのスープ』に、この膾皿を使用している。

花唐草ほど精緻でもフェミニンでもなく、
大胆ながらウルサクない絵柄なので、和・洋・中華・エスニックと、汎用性の高い器だと思う。

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(以上3点の画像はA番)
胴の唐草も、簡略化はされているが、とても丁寧に描いてある。

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A番とB番(御売約)。
強いて言えば、A番の見込みのほうが、ややすっきりした印象
(まあ料理を盛ってしまえば関係ないですけど)。

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C番の縁の一部、傷ではないですが、上釉の焦げのような部分があります(御売約)。

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D番の12時の方向に白い蕎麦のカケラのようなひっつき。
外側の4時の方向にも同様のひっつきがあります。

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E番の見込みにグルリと薄いグレーの線が(御売約)。

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直径15cm弱の普通の膾皿と比べるとこんな感じ(右は私物)。

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手を添えるとこんな感じ。

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手を添えた画像をもう1点。
こちらのほうがちょっと小さく見えるかな……?

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レフ板忘れたので少々暗いですが、御参考まで。

下段左からA・B、上段左からC・D・Eです。
みんな結構楕円に歪んでいます。

こんな感じで丼代わりに使っても。
マグロの漬け丼なんて似合いそう。



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by penelope33 | 2013-07-31 21:00 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
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