青蓮亭日記

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2013年 08月 31日

夏のスープ 【6】「丸ごとトマト」(『野菜のスープ 〜野菜を素直にあじわう84レシピ〜』より)

器のコーディネートを担当させていただいた
野菜のスープ 〜野菜を素直にあじわう84レシピ〜』(石澤清美さん:著/マイナビ 刊)、
夏のスープからの御紹介の最終回。

今日は「丸ごとトマト」です(写真:《C》神林 環さん)。

このスープ、どんな味なんでしょうね……(本誌でお確かめくださいね)。

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今回の器選びのあれこれを、【1】「生トマト」の記事に追記しましたので、
御興味のある方はお読みいただければと思います。

前作『野菜のポタージュ』が比較的小さな器で事足りたのに対し、
今回は「丸ごとトマト」「丸ごと新たまねぎ」など、
具材が大きなスープが多く、大きな器が必要になるでしょうと、
最初に編集のTさんからうかがいました。

しかも、「煮物」ではなく「スープ」に見えないといけない……。



撮影前の打ち合わせで「丸ごと新たまねぎ」のスープを試食させていただき、
その姿のかわいらしさから、下の画像のようなデザート風のコーディネートを考え、
石澤さんの御意見をうかがいました。

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(いわずもがなですが、この2点の画像は《c》青蓮亭)

すると、「肩くらいまではスープに浸かっていてほしいな」との御要望が。

「そうか……じゃあ口径も深さも結構必要だなぁ……」と、
それからは「大きな器、大きな器……」と “目を丼のようにして”(?)器探しをしました。

「新たまねぎのスープ」は本誌の春の項の最初に登場します。

上のシミュレーションとはうって変わったシブい器に、
今回撮影協力をしてくださった『友栄堂』さんのローズピンクのアンティークファブリックで
甘さを加えたコーディネート、そして俯瞰で撮影したためか、ちょっとフシギなLOOKになりました
(→ こちらに撮影時のモニター画像が)。


さて、「丸ごとトマト」の話に戻ります。

小さめの器に1個 × 2人分というのも当然考えましたが、
そういったパターンは他のページに結構あるので、
2人分=4個のミディサイズのトマトが収まり、
澄んだスープがよく見える大きな器に盛ることにしました。

器は、スペインの Talavera という古窯の白釉陶器。
縁の輪線と見込み中央に控えめに入った花文のブルーが、まさに「青蓮亭好み」。

取り皿は、現代のルーマニア・ペンシルバニア産の白釉軟陶、
チェックの布はマーガレット・ハウエルの小さなクロスです。

チェック(格子文)の布は和物・洋物合わせていろいろ用意したのですが、
引きの画が多かったため、料理と器より目立ってしまいそうで結局あまり使えませんでした。


夏のスープについて、ひとつ書き添えておきたいことがあります。

夏野菜はそれ自体が色鮮やかなものが多いので、
材料のハーブなどの緑色が見えることはあっても、
盛りつけではパセリなどプラスαの彩りを一切加えていないんですよね。
(この「丸ごとトマト」なんて、普通なら絶対何か緑のものを添えそうですよね)。

「シンプルに素材の野菜の色で勝負!」という石澤さんの心意気を感じます。


レシピは、8/31発売『野菜のスープ 〜野菜を素直にあじわう84レシピ〜』本誌を御覧ください。

御予約はこちら → Amazon掲載ページでどうぞ。



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by penelope33 | 2013-08-31 21:57 | 書籍『野菜のスープ』 | Comments(0)
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