2013年 10月 07日

古い染付の茶碗(広東碗)

最初に見かけたとき、私の背より高い場所に置いてあったので、
「ウチにある清末頃の染付茶碗と同手?」と思ったが、
こんなに呉須の色が淡いのは妙なので「?」と思い、手に取らせてもらった。

器形を見て「マカイですか?」と、
これをお持ちだった業者さんに尋ねると、そうだという。

湧田マカイも良かったけれど、
この茫漠とした呉須の色と筆致は本当に素晴らしい。

画像より実物のほうがずっといい。


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【追記】

この記事を御覧になられた方から、
「18世紀に日本や琉球で流行した、清朝後期の『広東碗』ではないでしょうか?
 琉球に磁器はなかったはず」……との御指摘をいただきました。

購入先の業者の方の情報から「マカイ」と思ったのですが、
どうやら自宅の染付茶碗の “兄弟” の可能性が高くなってきたようです……。

(口径:約12cm・高さ:約5.5cm/御売約)

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こういった角度のほうが絵付の雰囲気が伝わると思う。

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手に取るとこんな感じ。

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ウチにある清代の茶碗と並べてみた。

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くらわんか膾皿も一緒に。

今春、京都の大吉さんで、古民藝の茶碗の展示会があったとネットで知った。

壺屋、涌田マカイ、黒薩摩蕎麦がき、瀬戸染付、くらわんか、安南、
ボテボテ茶碗等々が50個以上と、渋〜く、かつ充実したラインナップだったそうで、
観てみたかったなぁ……(そのあたりのお値段の相場も知りたかった……)。



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by penelope33 | 2013-10-07 20:36 | 古いもの・古びたもの | Comments(9)
Commented at 2013-10-07 21:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2013-10-07 21:30
> 鍵コメント at 2013-10-07 21:16 様

早速のコメントをありがとうございます。

とりあえず希望小売価格を記載いたしました。
相場を知らないので、高いか安いかよくわかりませんが……。
Commented by penelope33 at 2013-10-07 21:48
申し訳ありません。御売約となってしまいました。
Commented at 2013-10-07 22:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2013-10-07 22:14
> 鍵コメント at 2013-10-07 22:00 様

重要な御指摘をいただき、ありがとうございました。
引き続き調べてみますが、どうやらその可能性が高そうですね。
Commented at 2013-10-07 22:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2013-10-07 23:26
蕎麦猪口や蓋茶碗の「広東形」というのはここから来ているのですね。

本家の18C「広東碗」の画像を検索してみましたが、出てきませんでした。

お持ちだったお品の呉須の発色も、こんなに淡いものだったのでしょうか……?
Commented at 2013-10-08 00:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2013-10-08 11:04
「昔から琉球や安南と間違われて流通している」……なるほど。

流通した数は多かったのでしょうけど、
中国本国では「粗悪な雑器」なために後年は注目されず、
他国に渡ったものは出自を混同され、紛れてしまったのでしょうか……。

ちょっと生掛けっぽくも見えたのですが、一応上釉がかかっているのですね。

カメラのピントを合わせても、
なんだかぼんやりしてベールがかかったように見えたのは、
上釉の透明度が低かったせいだとは……。

御丁寧にいろいろとありがとうございました。
引き続き、何人かの方に意見をうかがってみたいと思います。


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