2014年 08月 02日

青花草木文皿

夏の食卓には染付磁器がよく似合う。
明るい呉須の色といい、のびやかな草木文とその余白といい、涼しげな染付(=青花)中皿。

お譲りくださった方は、明末のいわゆる「南京古染付」とおっしゃっていたが、
清代後期の同手の作例を御教示くださった方がいたので、タイトル・年代を変更した。
自分の中での価値は変わらないが、価格は再考しないと。

広東碗」をUPしたとき、コレクターの方から
様々な “南方系” の同様の茶碗の画像を見せていただいたが、
中国のものが他国に流通したり、
産地が違っても似通った雰囲気だったりして、ほとんど区別がつかなかった。

感覚的には “ユルい南方系染付” というくくりなのだけど、
人様にお売りする立場では、これだけじゃまずいよね……。

(清代後期/直径:約16.3〜16.5cm・高さ:約2.7cm/御売約)

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手に取るとこんなサイズ感。

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入手時のまま。漂白はしていない。

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カケ(右)とひっつき(左)。

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ひとり分の刺身とビールを想定した晩酌セット
(グラスはイギリスのもの。明日夜にUP予定です)。

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……なんにも載ってないってば。


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by penelope33 | 2014-08-02 22:00 | 古いもの・古びたもの | Comments(11)
Commented by doraneko at 2014-08-05 09:13 x
ブログ、再開されて良かったです^^
キンキンに焼けた白磁は、やはり中国製だと思います。芭蕉のような植物ですかね。南方の民窯(福建や広東)かと。こんな丈夫な雑器を焼いて、周辺に輸出していたのでしょう。
Commented by penelope33 at 2014-08-05 10:43
doranekoさん、コメントをいただき、ありがとうございます。

決して上手ではないけれど、薄造りで巧い感じが中国っぽい気がしたのですが、確証がなくて……。

こちらのサイト http://www.kotoken.co.jp/china/kosometsuke/kosometsuke-index.htm には、
「古染付=一般に中国,明末・天啓年間(1621~27)あるいは崇禎年間(1621~44)頃に作られ、
江西・景徳鎮の民窯にて焼かれた染付磁器のことをいう。
南方民窯の呉須手とは区別される。」とありました。

また、こちらのサイトhttp://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/79244/m0u/ では、
「呉須手=中国の江西・福建・広東(カントン)地方の民窯で
明末から清初にかけて大量に焼かれた粗製の磁器。また、その様式。
素地は厚ぼったく灰白色で、奔放な絵模様がある。
呉須染め付け・呉須赤絵・呉須青絵などがあり、茶人・文人に愛好された。」とあります。

「南京古染付 > 呉須手」あるいは「南京古染付 ≒ 呉須手」みたいな捉えかたでよいのでしょうか……?
Commented at 2014-08-05 20:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-08-05 20:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2014-08-05 21:59
doranekoさん、いろいろと丁寧に御教示いただき、ありがとうございました。

「古染付」には狭義(明代末から清代初期頃に日本の茶人が注文して作らせたもの)と
広義(同時代の染付磁器の日本側からの通称)があるようにとらえていましたが、
東洋陶磁博物館のサイトでは、「日本に渡ってきたもの」とはっきり定義付けていますね
(実際、この時代の民窯雑器は中国にはほとんど残っていないとは聞いておりましたが……)。

購入時、業者さんに「清代ですよね?」とうかがったところ、
「明代初期。いわゆる『南京古染付』ね」と断言されまして、
「ホントかな〜?」と思っていたのです(笑)。

ひさびさに手元の「やきもの辞典」(昭和50年代・光芸出版 刊)
を開いてみましたら、
「南京染付」(=清朝の青花磁器)という言葉は載っていましたが、
「南京古染付」という言葉は載っていませんでした……。

今は気軽に中国陶磁のことを尋ねられる人がいないので、
お教えいただいたサイト、大変参考になります。

重ね重ね、ありがとうございました。
Commented by dpraneko at 2014-08-05 22:30 x
お役に立てたなら幸いです。

業者さんもいろんな人がいますが、penelopeさんのような向学心をお持ちの方は少ないように感じます。
私は現代美術の作家業ですが、古いものから学ぶ、という姿勢は大変大事だと思っています。手で作ることの意味を教えられます。

ヤマコちゃんの近況もまたお知らせ下さい。楽しみにしています。、
Commented by penelope33 at 2014-08-05 23:38
あ、上のコメントの「明代初期。」は「明末。」のマチガイでした。

仕入れる際の “入口” は感覚的なものなのですけど、
やっぱりできるだけその品の “素性” を知りたいんですよね……。

doranekoさんは作家さんなのですね……。
私は、学生時代に「自分にはものづくりは無理」と悟ったのですが、
結局「ヒトが創ったものが好き」なんですよね(笑)。

近々ヤマコ・ネタもUPしますね。 ^^
Commented at 2014-09-03 11:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2014-09-03 14:12
> 鍵コメント at at 2014-09-03 11:11 様

初めまして。コメントをいただき、ありがとうございます。

6,000円でいかがでしょうか……?

おそらく通販になるかと思いますが、
その場合は「ゆうパック」60サイズの送料がかかります。

以下のページの料金表から、「持込割引」適用で100円引いた金額になります。
http://www.post.japanpost.jp/service/you_pack/charge/ichiran/11.html
お振込口座は、ゆうちょ・三菱東京UFJ・ジャパンネットバンクのいずれかで、
振込手数料が発生する場合はお客様負担でお願いいたします。

御予算が折り合わないようでしたら、
御希望の金額とメールアドレスをお知らせいただけるとありがたいです
(後々SALE品になった場合、御希望の金額と折り合いがつきましたら、
御連絡させていただくこともあるかと思いますので)。

どうぞよろしく御検討くださいますようお願いいたします。
Commented at 2014-09-03 22:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2014-09-03 23:22
> 鍵コメント at 2014-09-03 22:56 様

ありがとうございます。
結構ですよ。承知いたしました。


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