2014年 09月 01日

美濃御深井釉猪口

これをお持ちだった方に「御深井ですか?」と尋ねたところ、
「江戸初期の美濃」だとのこと。

確かにそば猪口の器形としては、この底に向かってすぼまった形は初期型といえる。
手元の『そば猪口絵柄事典』(小川啓司 著/光芸出版 刊)を見ると、
「美濃陶器唐草文」(初期)として同様の器形のものが掲載されている。

今まで扱った御深井釉のやきものは、せいぜい江戸中期のものだったので、
はたして本当にこの猪口が江戸初期のものなのか、引き続き調査中。


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……早速、「高台を見る限り、江戸初期ではない」との御指摘をいただいた。

御深井釉のやきもの自体は、17世紀頃には美濃・瀬戸地方で広く焼かれていたようだ。

ただ、自分の感覚としても、
これまで扱ってきた江戸後期の御深井釉のやきものより多少黄色味を帯びてはいるけれど、
肌合いは似ているという感じを受ける。

(おそらく江戸後期/口径:約6.7cm・高さ:約5.7cm/御売約)

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中段・右が「美濃陶器唐草文」猪口。

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反対側。

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手に取るとこんな感じ。

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底の近くに1cm強の窯傷。

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漆直し。上手い直しなので、鉄点のような感じでああまり気にならないように思う。

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手前の小皿は、会津本郷焼。
秋らしく土ものと合わせると俄然映える(明日UP予定)。

右の新羅土器徳利は、こういう撮影のときには便利なのだけど、
我が家は燗酒は磁器徳利で熱燗にするし、冷やは片口派なので、あまり出番がなくなってしまった。
もし御所望の方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。



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by penelope33 | 2014-09-01 21:04 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
Commented at 2014-09-02 01:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2014-09-02 14:04
> 鍵コメント at 2014-09-02 01:50 様

お世話になっております。
あいにく、本日商談成立となりました。
メールをお送りしましたので、お目通しくださいませ。


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