2014年 09月 25日

布志名焼の黄釉大鉢

たぶん布志名焼だろうと思うのだけど……。

お譲りくださった方は横浜の業者さんで、「どこのものかわからない」とおっしゃっていた。

「山陰のやきものが、よく関東までたどりついたなぁ」とも思うが、
往時には海外に輸出していたこともあったというから、
かなり広い範囲に流通していたのかもしれない。

あるいは、やきもの好きな方のコレクションが散逸したのだろうか……?

(大正頃?/直径:約28.4〜28.7cm・高さ:約8.3cm/御売約)

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野菜のスープ 〜野菜を素直にあじわう84レシピ〜』P.30の「たけのこの炊き込み玄米ピラフ」
を盛っている浅鉢(右下)が、器形や釉が同じでひとまわり小さなもの(撮影:神林 環さん)。

フランスの黄色い器はひとつも持っていないけれど、これは見つけたときから自分用と決めていた。

これには目跡もなかったし、
バーナード・リーチが島根(松江市玉湯町)を来訪した昭和中期以降のものと考えていたが、
今回の大鉢を見ると、こちらも戦前くらいのものなのかも。

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釉調はやや単調ながら、食材をおいしく見せてくれそうな黄色だ。

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瀬戸の石皿より軽いし、深さがあるので汎用性が高いと思う。

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重曹を溶かした湯を入れて一晩おいた後、ヤシの実洗剤とスポンジで洗った。

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窯の印が押してあるがよく判読できない。
上の字は「楢」で下が「又」……?(群馬県にそんな地名があるけれど……?)

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縁にホツレが数ヶ所ある。



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by penelope33 | 2014-09-25 22:57 | 古いもの・古びたもの | Comments(5)
Commented at 2014-09-25 23:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by まき at 2014-09-26 19:06 x
もっと浅いお皿なのかと思ったのですけど、
適度な深さがあり、この曲線がいいですね。

やはり持っている古い皿(18世紀とか?)で、
窯元が不明なものがあります。
後ろのスタンプを調べてみましたけど、わからないものですね。
Commented by うな茶漬け at 2014-09-26 21:14 x
先日はありがとうございました!
今夜も食卓で使わせていただきましたが、
写真で見た感じより
もっともっと雰囲気が良くて素敵です。
あー
このお皿もいいな〜〜(目がハート)
Commented by penelope33 at 2014-09-26 22:19
> まきさん

やきものの産地って圧倒的に「西高東低」なので、
中部地方より西にお住まいの方がうらやましいですよ〜。

この刳り貫いたような、抱え込むような形が、
盛りやすいし持ちやすいと思います。

Commented by penelope33 at 2014-09-26 22:24
> うな茶漬けさん

こちらこそありがとうございました。
お気に召していただき何よりです。 ^^

近郊しか仕入れに出かけられませんが、
また頑張って(ヒトが見逃すモノを w)探してきますね〜。


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