青蓮亭日記

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2014年 11月 17日

苗代川焼 蕎麦釉 蕎麦がき碗(荒木陶窯 荒木幹二郎 作)

「『蕎麦釉の蕎麦がき碗』って洒落?時代はないけど、いいやきものだなぁ……」と思い、購入。

「苗代川 幹二郎」という銘を調べてみたら、
どうやら「荒木陶窯」荒木幹二郎(あらき みきじろう)氏の作のようだ。

以下は、FM福岡『匠の蔵』HPより。

 薩摩焼の古流派の一つである『苗代川焼』の技術と伝統を今に伝える
 数少ない陶芸家『荒木陶窯』の陶工、荒木幹二郎さん。

 『薩摩焼』の主流だった重厚かつ野趣溢れる『黒もん』は、
 『苗代川焼』系の陶工たちが完成させたと言われているが、
 江戸時代より続く『荒木陶窯』は、その代表的な窯元として知られる存在。

 15代目にして70年余りの作陶歴を誇る荒木さんは、
 日用品としての『黒もん』の他、深緑色の素地に葉文様がデザインされた焼物に代表される、
 窯固有の天然釉薬を用いた格調高い作品も数多く手がけ、平成19年に『端宝単光章』を受賞。
 また、『現代の名工』にも選ばれるなど、薩摩焼界の重鎮として名を馳せている。

(昭和期/口径:約13cm・高さ:約5.8cm/御売約)

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平成18年度に厚生労働省「現代の名工」に選出された際の「技能功績の概要」として、

 明治初期に於いて西欧諸国に輸出されるなど一時隆盛を誇ったが
 その後衰退し、戦後も日常雑器の域を脱し得なかった「薩摩焼」に
 氏が再び工芸美術品としての価値を与えたことで、これが産業全体の技術を向上させ、
 今日の鹿児島県の地場産業としての「薩摩焼」発展に大きく貢献した。

……とある。

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今まで扱ってきた古い蕎麦がき碗よりも浅い形。

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伏せたほうが釉調がよくわかる。

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反対側。

f0151592_21563221.jpg

見込みに少し使いスレがある。

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カリッとよく焼けた高台。

仮に贋作を作るとしたら、壺や抹茶碗を作るだろう。
まず荒木幹二郎氏本人の作と思ってよいのではないか?

それに、そんな “箔” がなくても、いい器だと思う。



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by penelope33 | 2014-11-17 22:13 | クラフト・デザイン | Comments(0)
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