2014年 12月 21日

高麗白磁碗

ウチにある “白いやきもの” の中で一番古い品。
資料として取っておいたのだけど、どなたか御所望でしたら……。

高麗前期(10〜11世紀)のものと考えられる。
器形は「蛇目高台素文碗」と呼ばれるもので、この時代のひとつの典型だそうだ。

後述の東京国立博物館所蔵の品よりやや青味がかっているが、
微細な網目氷裂がびっしり入った白磁釉で、しっとりと落ち着いた光沢。

あまりにシンプルなので、画像では十分良さが伝わらないかもしれないが、
実物には引き込まれるような魅力がある。

洗浄されてまっさらな状態。
お手元で育てていただければと思います。

(口径:約13.8〜14.3cm・高さ:約5.5cm/御売約)

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「高麗白磁」はその存在は知られながらも長らく「幻の品」だったそうで、
昭和53年初版の『世界陶磁全集 19 高麗』(小学館)には、
韓国国立中央博物館所蔵の出土品数例が紹介されているのみ。

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現在では、東京国立博物館所蔵の同手の碗(上の画像)がインターネット上にUPされている。

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別資料によると、昭和58年に工藤吉郎氏から寄贈されたもののようだ。

近年の発掘で同手の品が多く出土するようになり、私のような者も入手することができた。

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反対側。

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口縁に2.5cm程の金直し、外側に2.5cm程のニュウ。それ以外は無傷。

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by penelope33 | 2014-12-21 22:00 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
Commented by やの at 2014-12-21 22:32 x
艶めかしいですね〜。
僕ならどう使うかと想像しました。

1時間くらいは酒飲みながら眺めて、
その後、かっぱえびせんの器にするかなぁ。。。

…スミマセンでした。
Commented by penelope33 at 2014-12-22 00:30
やのさん、おひさしぶりです。
コメントをいただき、ありがとうございます。

かっぱえびせんにウケちゃいましたよw。
確かにあの桜色、これに入れたら映えそうです。
ひさびさに食べたくなりました〜。 ^^


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