青蓮亭日記

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2015年 01月 29日

白磁大鉢

中国からベトナム(安南)あたりのものではないかと思うのだが、定かではない。
ただ、これだけのサイズのものをビシッとした形に仕上げる技術は、
やはり中国系なんじゃないだろうか……?

見込みの重ね焼きの釉剥げも、青味を帯びた色合いも、ちょうど日本のくらわんかのような雰囲気。

厚手で頑丈、約900gあり、手に持つとずっしり重い。
決して上手のものとはいえないけれど(むしろ、それ故に?)、個人的にはかなり好み。

(清代後期〜末期/直径:約26.3cm・高さ:約5.7cm/御売約)

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このトマトは結構大きめ。

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見込みの釉の斑(むら)がポイント。

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このあたりに小さなふくれがある。

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全周の3分の1位に釉剥げがある。

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高台内の窯傷(ひび)は浅い。

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入手したままの状態。
重曹水などで洗うと、また少し表情が変わるかもしれない。

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このあたり、網目状に貫入が入っている。

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内と外に3cm強のニュウ。

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シンプルな器形。



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by penelope33 | 2015-01-29 22:17 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
Commented by doraneko at 2015-01-30 14:08 x
こちらと同手ですね。(タイ陶磁の有名コレクター、Shaw氏のコレクションページ)

http://www.shawcollection.com/item.php?PageNo=18&cid=67

調べたら、おっしゃるように、清朝後~末期の福建省あたりの民窯製だそうです。お品のように無地のもあれば、手描きでさらっと草文のような絵が描いてあるもの、印判で吉祥文様の押してあるものなどがあります。私も印判のある手が好きで、集めています。カンカンに焼けていて、使い勝手がいいですよね。
Commented by penelope33 at 2015-01-30 20:53
doranekoさん、いつも本当にありがとうございます。

「民国期までは下らなさそうだけど、どうかな〜?」と思っておりましたが、
だいたい見立て通りでしたね。

やはりこれも「中国南方系」の器の仲間なのですね。
Shaw氏のコレクション、興味深くて、いろいろなページをのぞいてしまいました。

印判手のもの、おもしろいですね〜。

白磁というより白釉陶器といったほうがよいのかもしれませんが、
おっしゃる通りかなり堅く焼き締まっていて、
土ものにありがちなヤワな感じがしませんね。
ガンガン使えそうです。

売らないといけないと思いつつ、「売れなかったらウチにおいで」と思っております(笑)。
Commented by doraneko at 2015-01-31 15:33 x
お役に立てれば何よりです。ピンポイントでしかコメントできなくて済みません。だいぶ偏っていますので…笑

日本で言うと、明治時代くらいですか。南方系の雑器(しかも近世)、共感してもらえないジャンルとあきらめていたのですが、こうして取り上げて頂けると嬉しくなります(別に私の専売分野ではないのですが・・・汗)。

ヤマコちゃんも含め、寒中、皆様のご自愛のほど、お祈りいたします。
Commented by penelope33 at 2015-01-31 17:47
いえいえ、とんでもない!

中国ものは、明代以前のものはあまり手が出ませんし、
手元には博物館級の品の資料しかないものですから、
いろいろ御教示いただき、大変ありがたいです。

今日は風が強かったのですが日差しが温かでしたので、
ヤマコは1時間位外で遊んでおりました。
今はフリース毛布の下で熟睡しております。 ^^

doranekoさんもどうぞ御自愛くださいませ。


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