2015年 03月 02日

小さな黒楽茶碗

「楽(樂)焼」は、轆轤を使用せず、
手とへらだけで成形する「手捏ね」(てづくね)と呼ばれる方法で成形した後、
750℃〜1,100℃で焼成した軟質施釉陶器。
楽茶碗とも呼ばれる。

狭義には、樂家の歴代当主が作製した作品や、
樂家の手法を得た金沢の『大樋焼(おおひやき)』が含まれる。
広義には、同様の手法を用いて作製した陶磁器全体を指す。

千利休らの嗜好を反映した、手捏ねによるわずかな歪みと厚みのある形状が特徴。
茶碗や花入、水指、香炉など茶道具として使用される。

樂家の楽焼を本窯、傍流の楽焼を脇窯という(Wikipediaより)。


基本的には轆轤で引いたやきものが好きだし、
資金がないので楽茶碗なんて縁がないと思っていたのだけど、
このサイズと直線的なフォルムにやられた。

見た途端、ニンマリしながら「これ、ヤバイですよ〜」などと
軽佻浮薄なセリフを思わず口走っていたのだった。

(明治期?/口径:約7cm・高さ:約6.2cm/御売約)

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代々の樂家当主の作品には「印」があるようだが、これにはない。

手元の資料を見ると、
樂家の作例の中に瀬戸黒のように直線的なフォルムを持つものもあったけれど、
まあ傍流の人が作ったと考えるのが自然なのかな……?

(その後、「普通、小服茶碗の口径は10cm前後。おそらく明治期に作家が自分用に作ったものではないか?」
 ……という御指摘をいただきました)

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     長めのニュウが3本。

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          袱紗付き。



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by penelope33 | 2015-03-02 21:36 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)


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