2015年 05月 25日

古いカニ桶

手に入れたときは、「たぶん釣道具、なんだろうな……」くらいの認識しかなかった。

用途のよくわからないものは、骨董市に出店するときに持っていくと、
大抵お客様がいろいろと教えてくれる。

「餌のカニを入れるんだよ。夏でも中が暑くならないから死なないんだ。
 もっとおっきいのを持ってるよ。上に座れるんだよね……」(ありがとうございました!)。

さらに調べると、『カニ桶』『逆さ桶』と呼ばれていることがわかった。

防波堤からのクロダイの必釣法とされる
「前打ち釣り」、「落とし込み釣り」を総称して「名古屋釣法」と呼ぶそうだが、
その「名古屋釣法」の必須アイテムだとか。

「ごみ箱にしたい」「鉢カバーによさそう」という声も上がったのだけど、
結局先日は売れなかったので、一応UPしておきます。

(底径:約20cm・高さ:約16cm/御売約)

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古民具というほど古いモノではないけれど、
上がすぼまった形や、緑青が出掛かった銅製の箍(タガ)が、なんとなくいいなと。

材はサワラでいいのかな?
蓋は「板目」、周囲は「柾目」。
ともに木目がきれいだけど、特に「柾目」が清々しい。

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ちっちゃくても十分座れる。

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ナマグサイ臭いなどはない。

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子どもの頃、母方の伯母がやっていた釣具屋の手伝いで、
エサのアカムシを新聞紙で包んだりしていた。

川釣りには何回か連れていってもらって郷愁を感じるが、
海なし県の埼玉育ちなので海釣りはしたことがない。


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by penelope33 | 2015-05-25 22:19 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)


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