青蓮亭日記

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2015年 05月 30日

小久慈焼飴釉片口

岩手県久慈市小久慈町で今も製造されている『小久慈焼』の飴釉片口。

昭和50年代の資料では『久慈焼』とされているが、
その後、より地域を限定した名称の『小久慈焼』に変わったのではないか。

古い小久慈焼の片口は注ぎ口が極端に長く、漆器(浄法寺塗)の形に習って作られたとも聞く。

これはおそらく昭和のものだろう(未使用品)。

(注ぎ口を含まない直径:約18.5cm・高さ:約8.3cm/御売約)

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小久慈焼(久慈焼)は、文政5(1822)年に、
初代 熊谷甚右衛門が相馬より招いた陶工 嘉蔵から技術を学んだ後、
地元久慈で採れる粘土と釉薬で独自の焼きものを創り出したのが起源とされている。

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白釉や飴釉の皿、瓶、鉢、飯茶碗、擂鉢、片口などの日用雑器を生産。
八戸藩に納めた記録も残っているという。

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明治時代この地を訪れた柳宗悦によって高く評価された。

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現存する日本の窯としては北限のようだ。

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「北限の窯」……「北限の海女(北の海女)」。

そう、あの『あまちゃん』で一躍スポットを浴びたのがこの小久慈町。
実際ドラマの中にも小久慈焼の器が出てくるようだ
(喫茶『リアス』のスパゲティ・ナポリタンが盛られた正方形のプレートなんかがそうじゃないかな……?)。

ネット販売では白釉のものばかりで、飴釉のものは見かけない。

ちょうど今、BSで再放送している『あまちゃん』を1週間分録画してはまとめて観ているところ。

本放送を観逃し、総集編しか観ていない我が家。
世間よりだいぶタイムラグがあるけれど、
オーラ全開の能年玲奈の素晴らしさと、
豪華キャストの織りなすクドカン(=宮藤官九郎)・ワールドに改めてハマっている。

独立騒動などが報道されている能年さんだが、「時分の花」だけで終わらず、
これからも息の長い活動をされることを切に希望するばかりである。



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by penelope33 | 2015-05-30 22:53 | クラフト・デザイン | Comments(6)
Commented at 2015-05-31 10:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2015-05-31 11:34
> 鍵コメント at 2015-05-31 10:06 様

こんにちは。
スミマセン、間違えて同じ横向き画像を2枚UPしておりました。
内側の画像に差し替えましたので、お目通しください。
よろしくお願いいたします。
Commented by coff-ee at 2015-06-01 21:57
こんばんは。
いつもブログ拝見しております。

あまちゃん、私も欠かさず見てます。
リアスでミズタクの前に置いてあった急須(持ち手がアケビ蔓)のも小久慈焼かと思います。
同じくリアス場面、あまちゃんの前にあった白っぽいC&Sもそうかな〜と。
器好きなので、つい目が行ってます^_^;

すみません、突然のマニアックなコメント失礼しました。
またブログ楽しみにしてます。
Commented by penelope33 at 2015-06-02 10:46
> coff-eeさん

いつもブログを御覧いただき、ありがとうございます。
山形にお住まいなのですね。

……リアスの場面、要チェックですね。
白っぽいC&Sは昭和っぽい喫茶店なので磁器製かと思っていましたが、
そうでしたか〜。( ' jj ' )

これからもお気軽にコメントでツッコんでくださいね。 ^^
Commented at 2015-06-06 23:07 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2015-06-07 00:39
> 鍵コメント at 2015-06-06 23:07 様

ありがとうございます!
追って御連絡いたしますね。


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