青蓮亭日記

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2015年 12月 08日

吹きガラスの茶瓶(水注)

少なくとも昭和初期以前のものだと思われる、小振りの吹きガラスの茶瓶。

『明治 大正のガラス』(加藤孝次 著/1976年・工芸出版 刊)という本に、
もっとまあるい形をした形のものが「茶びん」として掲載されていて、

「茶びんは、煎茶の急須のように、ただ、湯を注ぐだけではなく、湯沸しを兼ねているのである。
 明治末のころ、実際に店頭で湯を沸して宣伝販売をしたところよく売れたという。」

……と解説されている。

紙みたいに薄い吹きガラスのビーカーもあるから、これも耐熱性があるのだろうか?

でも、割れるとオソロシイから、せいぜい冷酒用にでもお使いください。

(幅:約12cm・胴径:約10cm・蓋までの高さ:約8.5cm/御売約)

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「茶びんと茶わん」(P.108掲載/煎茶碗だったとは!盃かと思ってた……)。


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「清水鐵△商店・硝子製造部謹製証/MADE IN JAPAN」というラベル付き。

イッタラの「 i 」シールみたいにラベルをつけたまま使うことは考えにくいから、おそらく未使用品。

左の矢印の先にノミホツ、右の矢印の先にハマグリ状のカケがあるけれど、注ぎ口は無傷。

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このあたりはごく小さな窯傷のような……。


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薄ーい底部。よく撮れていないが、蓋のポッチにカケ有り(あまり目立たない)。


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錫かアルミかよくわからないが、細く白っぽい金属板が編み込まれている。
アルミであれば、昭和初期ということになるかな。

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鉄の持ち手付きの元箱。この箱がまたよいのだ。


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ここのデザインと鉄味がたまらん。これを見ると、大正位はあるような気もする。


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時節柄、なんとなくお正月っぽいセッティングにしてみた。


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黒と白に金彩で、月・里山・雪・梅が描かれた小皿(直径:約11cm/御売約)。
無地の器の中にこんな小皿を置くだけで、ちょっとお祝い事らしくなる。



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by penelope33 | 2015-12-08 21:41 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
Commented at 2015-12-09 10:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2015-12-09 12:25
> 鍵コメント at 2015-12-09 10:47 様

承知いたしました。追ってメールいたしますね。


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