青蓮亭日記

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2016年 07月 15日

古伊万里染付四方襷文(または四弁花文)蓋茶碗

斜めの線を複数交差させてできた菱形の空間に点や線を描き込んだ文様を四方襷(よもだすき)文、
線の交差するところに大きめの点を置いた文様を四弁花文と呼ぶが、
この文様と同じものは手持ちの資料では見つからなかったので、
あるいは他の名称があるのかもしれない。

ともあれ、すっごくかわいくて好みの幾何文。

このように胴の張った器形は「望料(もうりょう)」型と呼び、1740年代頃から見られるそうだ。

この「望料」を同じサイズでどれだけ早くこなせるかが、
轆轤(ろくろ)職人の腕のみせどころなのだとか。

確かに、3客あったので蓋と茶碗とのマッチングをあれこれ試してみたが、
ある蓋はある茶碗には小さすぎたりして、ベストの組み合わせはひとつだった。

(江戸後期/茶碗の口径:約10.6〜11.2cm・高さ:約5.7〜6.1cm/御売約)

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蓋は小皿に。見込みの風車のような文様もかわいらしい。

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縁の文様が流れているけれど、個人的にはあまりクッキリしているより目に優しいと思う。

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【A】このあたりにごく浅い上釉のヒビ(貫入)が見られる
(よくよく見ないと気にならない。漂白すれば、さらに目立たなくなるかも)。

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【A】蓋の内側にこんな窯キズ。

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【B】窯キズの凹みが1箇所と、縦線のダブリが少々。

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【B】蓋の見込みにこんな鉄点。

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【C】やや大きめのピンスポットがある。



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by penelope33 | 2016-07-15 23:14 | 古いもの・古びたもの | Comments(4)
Commented at 2016-07-15 23:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by penelope33 at 2016-07-15 23:46
> 鍵コメント at 2016-07-15 23:36 様

早っ!ありがとうございます!

特に御希望がなければ、サイズ感でいうとAとBが似た感じです。
他に御所望の方がいらっしゃらなかったら、
3点からお好きなものをお選びいただくということで。

よろしくお願いいたします!
Commented by つくも at 2016-07-16 17:04 x
こんにちは、いつもお世話になっております。これほしいなーと思ったんですが、まだ在庫ございますか?
Commented by penelope33 at 2016-07-16 23:33
> つくも様

先ほどメールをお送りいたしました。


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