青蓮亭日記

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2016年 07月 23日

平佐焼( or 長与焼?)柿釉鉄釉流し飯碗

どこのやきものか皆目見当がつかなかったのでお尋ねしてみると、「平佐焼か長与焼」とのこと。

「平佐焼にはこんなのもあるのか!?」と驚き、手持ちの資料やネットで調べるも、
こういった作例は見当たらなかった。

平佐焼独特の青味を帯びた上釉ではないものの、
白磁部分の真っ白な感じは、今まで触れてきた平佐焼の品々に通じるところもある。
でも、どちらかというと、平戸焼のミルキーな白に近いような。

一方、「長与焼」というのを調べると、平佐焼(熊本)と同じ肥前磁器(こちらは長崎)で、
代表的な作例は三彩のようだ。
この茶碗は三彩ではないけれど、長崎というのが引っ掛かる。
『くらわんか』(波佐見焼)を白くしたような雰囲気もある。

タイトルは、笠間焼の「柿釉黒釉流し酒壺」とか「糠白釉三彩流し茶壺」といったものを参考にして、
自分で勝手につけてみたが、もしかしたら他に決まった言い回しがあるかもしれない。

……といった感じで、よくわからないけれど、何か惹きつけられるものがあるので仕入れてみた。

(おそらく江戸後期/口径:約10.9〜11.2cm・高さ:約5cm/御売約)

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少々がたつきがある。

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反対側の口縁に窯キズのヒビ。

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見込みに重ね焼きの痕。

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ルーシー・リー作品のような釉のにじみ。

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キャラメルやチョコレートといったスイーツ類、あるいは煮こごりなどを思い起こさせ、妙に美味しそう。
そして、美味しそうなやきものは大抵魅力的。



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by penelope33 | 2016-07-23 00:56 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
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