青蓮亭日記

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2007年 10月 08日

「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画」展

昨日は早朝の仕入れの帰りに国立新美術館(東京・六本木)で開催中の
「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画」展に行った。



六本木という街も、
こういった混雑が予想される展覧会も、できればあまり足を運びたくないのだけど、
2000年の「フェルメールとその時代」展
「レンブラント、フェルメールとその時代」展に行かなかったことを後悔しているので、
仕入れた品物の入った大きなバッグを肩にかけつつ東京メトロ六本木駅へ。

……しかし、この美術館の一番の最寄り駅は、六本木駅ではなくて乃木坂駅なのだった。
9時だと思っていた開館は10時だし。
そして当日券を買う段になってフェルメール作品の展示が1点だけと知る。
思いつきでふらりと来たので万事リサーチ不足……。
とはいえ、風俗画といえば王侯貴族よりフツーの人たちが描かれているはずで、
当時使用されていたさまざまな「道具」を見るのが楽しみ。

17世紀から19世紀にかけての主に庶民の暮らしぶりが描かれた作品群の中で、
やはり『牛乳を注ぐ女』の精緻な描写とオーラは圧倒的。
混んでいて堪能できなかったので、できれば平日の遅い時間にまた行ってみたい。

気になる道具類は、素朴で暖かみのある色合いの水差し・瓶・壷や白無地の皿、
錫の片手鍋や陶器の水切り皿といった調理用具、パンなどを入れるバスケット・籠、
買い物にも使う銅製のバケツ(直接、鮮魚を入れたりするのだろう)、
木桶、足温熱器などなど。
現存する古いデルフト・タイルや貴重なガラス器なども少しだけ展示されていた。
物販でアンティークのデルフト・タイルが売られていてちょっと驚く。

会場を出た後、ロビーにずらりと並んだハンス・F・ウェグナーイージーチェアに座ることができた。
気持ちよすぎてなかなか立ち上がれない……。
(ひとつ持って帰りたいんですけど……)。

黒川紀章が設計した 美術館全体 を歩く余裕はなかったけど、
ガラス壁面から外光がふんだんに入り、外の緑も見えて、
なかなか気持ちのよい空間だった。

f0151592_9464041.jpg

上の画像は、16〜17世紀頃のオランダで使われていた、
クリーム状の薬を入れるためのの小さな陶器(高さ4cm程)。
今の私が扱える品物って、せいぜい発掘もののタイルとかこんなもんです。

(売約済)

by penelope33 | 2007-10-08 00:07 | 観る・聴く・読む | Comments(0)
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