青蓮亭日記

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2007年 10月 25日

大江戸骨董市(10/21)

先月は猛暑だったのに、この日の朝は少し肌寒かった。

写真を撮る前に売れたもの。
先月売ったのと同じ未塗装の刳り貫き盆。
銅製の茶筒。
ベルギー製の小さな白磁のカフェオレ・ボウル。
四面に日本語と英語の単語と絵が描かれた“知育積み木”
(下の画像の左下に残りの1個が見える)など。

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午前中に撮影するとこんな感じで、暗くてさえない。
この日は左隣り(西側)の業者さんが
高さのあるテーブルでアクセサリーを売っていたので、
午後もあまり陽が当たらなかった……。



手前の白い箱の上に並んでいるのは、照明用のゴツいクリップ、
先月と同じ粉おしろいの缶、更紗模様の印判蕎麦猪口(明治)、
デンマーク・PALSHUS窯の湯のみのような形の花瓶、
同じくデンマーク製の水色の六角形琺瑯トレイ(ともに'50〜'60年代)、
おそらくアメリカ製の穴あけパンチ。

横に5つ並んだ蓋付の茶碗は、
江戸中期の古伊万里白磁煮物碗(普通の飯茶碗より大きい)。
これは改めて御紹介しましょう。

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暗くてわかりにくいが、白磁のお碗の隣りは、
くらわんか(「く」の項)の小振りの茶碗(下の画像)と蕎麦猪口。
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2番目の画像の右上は、独酌にぴったりの刳り貫き盆、チェコ製の琺瑯ケース。
その隣りは注ぎ口のある銅製の鍋(グリーンを入れたのはちょっと失敗だった……)。
私の頭の中では、
先日観たオランダの風俗画に描かれていた道具たちとつながっているのだけど、
お客さんからは“小汚いナベ”としか見えなかったかも。
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顔なじみのお客さんから「これは水飴用の鍋」と教わる(ナルホド、それで注ぎ口が!)。
亡くなった私の父方の祖父は菓子職人で、飴玉などをつくっていた。
お祖父ちゃん、こんな鍋使ってたのかなぁ……?

その後、オリンパス・ペンEE-3、大きなクリップと穴あけパンチ、
水色琺瑯トレイ、李朝の塩笥などが売れたが、“合格ライン”をやや下回る売り上げ。
でも、特に何がいけなかったというのではなくて、
この日の運がその程度のものだったんじゃないかという気がする。

2ツ穴パンチは何回か売れ残ったのだが、この日クリップと一緒にあっさりと売れた。↑

水色琺瑯トレイはずいぶん前に仕入れたもので、
ひさびさに持っていったところ、知人が「六角形!」と喜んで買ってくれた↑
(なぜだか聞きそびれた。図像学的にお好きなのだろうか……?)

帰りがけに「この蕎麦猪口(下の画像にある「丸文下がり藤」/9月16日撮影)も
ほしかったけど、もっと高いのを買っちゃったの」と、
年配の女性が声をかけてくれた↓
(出店数の多い第3日曜は、それだけライバルが多いのだ)。

塩笥(下の画像の真ん中のそろばん形の小さな壷)を
手にした韓国人ディーラーと延々値段交渉をした末、
向こうが根負けしてこちらの言い値で買っていったり↑
(傷があってもそれだけ希少だということなのだろう)。
これも何度か持っていって売れ残ったものだけど、
しばらく家で寝かせておこうなんて考えていたら、この日売れなかったわけだし。
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店舗と違って、決められた日・小さなスペースに、
限られた重量のものしか持っていけない露店商売。
「目」と「勘」を働かせて仕入れ、ディスプレイを熟考し、
お客さんと駆け引きするまでが“企業努力”で、あとはその日の運まかせ。
来月の出店日がラッキーな日でありますように。

by penelope33 | 2007-10-25 21:49 | 大江戸骨董市 | Comments(2)
Commented by びっき☆ at 2007-10-26 02:28 x
六角形の琺瑯トレイ、いい色ですね。
四面に日本語と英語の単語と絵が描かれた“知育積み木”は鍵の下のピノキオみたいな絵のモノでしょうか?
写真、日の当たる場所と影の部分があってこれはこれで良い感じですよ。

あとはその日の運まかせ。。。うんうん^^来月はラッキーな日ですよ、きっと。
Commented by penelope33 at 2007-10-26 02:54
琺瑯トレイ、日本のものにないきれいな色でした。
びっき☆さんと同じように“違いのわかる人”が買っていきましたよ。

積み木は、「Cat キャツト ねこ」。
赤く見えるのは首に巻かれた大きなリボンです。

来月は小さな「↑」がたくさん重なるよう、人事を尽くしたいと思います。




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