青蓮亭日記

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2007年 12月 19日

飴色のバンブー・バッグ

たまには婦女子のアイテムを(……といっても、あくまで地味目)。
いい感じに飴色になった竹製の籠バッグ。
昭和の初め頃のものだろうか。

(幅:約14cm・奥行き:約22.5cm・高さ:約18cm《持ち手を含まず》/売約済)

飴色のバンブー・バッグ_f0151592_21241762.jpg







これを見つけたワタクシは「カワイイ!」と思って疑わなかった。
ところが、きわめて妥当な値段をつけていたにもかかわらず、
何回か “店” に並べても売れず、
しかたなくオークションに出品したら
(カテゴリやタイトルにぬかりはなかったはず……)、
「竹製→和風、もしくはアジアン」はお呼びじゃないとばかりに
あえなくスタート値で落ちた。
「籐のバスケットばかりがカゴじゃなーい!」と、業界の端っこで叫ぶ。

ちなみに人気のあるのはこの↓タイプ。

飴色のバンブー・バッグ_f0151592_21243519.jpg


後々このバンブー・バッグの写真を御覧になった何人かの女性から
「これ、カワイイですね〜」と言われ、ちょっと救われる思いだった。

昨日の日記、ZOOから「説明が長過ぎる」との指摘を受けたので、
今日はサブカル・ネタに行かずに終わります。

by penelope33 | 2007-12-19 21:29 | 古いもの・古びたもの | Comments(6)
Commented by 寝子 at 2007-12-19 22:52 x
あああーすきですー上のタイプの籠バッグ(悶えている)
甘すぎず辛すぎず(?)なんともいえない、いい味わい。
でももう売れてしもうたのですねえ。しょぼん。

古道具屋の頃、確かに下の画像のタイプはちらりほらりと
売れてました。
でも売れる時には売れるけれども、なんというかこう波がありました。
まるっきり売れない時との差が激しいというか....ううむ。
Commented by penelope33 at 2007-12-19 23:22
あああー、ここにもわかってくださる方がひとり。ボチッ(とカウント)。
最初の頃は、
「仕入れたものは、いくら気に入っていてもさっさと売りさばかないとプロとはいえない」
といった強迫観念のようなものがあって、
今考えるともうちょっと大事に売ればよかったなぁということが多々ありました。

寝子さん、今は古道具屋さんはやめてしまったのでしょうか……?
Commented by 寝子 at 2007-12-19 23:50 x
あ、ボチッとされてうれしや(うきうき)

古道具屋、己で商いをしていた訳ではなく雇われて店員をしておったので、腰をがつーんと壊した時に辞めたのでありました。
とは言え、当時も今もやっつけの(微々たる)知識しかないんですがね。いやはや。
Commented by penelope33 at 2007-12-20 00:05
そうだったのですか。お大事に。
腰、私も気をつけよう……。

知識や経験は、
10代からこの世界に入ったような人にはこの先もかなうはずもありませんが、
コツコツ勉強するしかないですね。精進します……。
Commented by sa55t at 2007-12-20 12:42
下のは子供の頃家にあったような記憶が。
食器も少し入れて一回ぐらいピクニックへ行ったような、いや、幻想か?
Commented by penelope33 at 2007-12-20 14:16
さすがアランさん、欧米の家庭みたいじゃないですか。
(幻想じゃなければ……w)。

古い邦画で、田舎娘が上京するときなどよくこれを持っていますね。
『喜びも悲しみも幾歳月』
http://www.amazon.co.jp/喜びも悲しみも幾歳月-高峰秀子/dp/B000OYC442
で、高峰秀子が灯台守の佐田啓二のところにお嫁に来る場面で
このバスケットをさげていたのが印象的でした。
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