青蓮亭日記

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2007年 12月 20日

「町田便」と「赤カブ便」

東京・町田市郊外に住む義母から、近所の農家が自家用につくるという
無農薬(低農薬)の野菜がときどき届く(→以下「町田便」と呼ぶ)。
ナス、キュウリ、トマト、ジャガイモ、インゲン、シシトウなどなど。
みんなおいしくて家計にも大助かり。

下の画像は、「町田便」の野菜でつくったトマト味の煮込み。
器は、映画『かもめ食堂』('05)で一躍人気が出たARABIAの “24h Avec”
……の元のヴァージョン・“24h” のスープボウル。

それにしても、料理の写真って難しい。
晴れた昼間は自然光で撮ればいいけど、
夜、食卓で料理がさめないうちにと思うと、どうもフラットな写真になってしまう……。

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「町田便」で無農薬(低農薬)野菜のおいしさを実感したのをきっかけに、
この夏から友人の勧めでという自然食品(有機野菜とか無添加食品とかオーガニックフードとか、
全部ひっくるめて、とりあえずこの言葉でくくります)の宅配サービスを利用している
(→以下「赤カブ便」)。
毎週木曜に “おまかせパック” の野菜が段ボール箱でやってくる。

f0151592_1544643.jpg左の画像は、「町田便」と「赤カブ便」の混成チーム。
琺瑯の両手鍋は、先日売った“茄子紺鍋”と同じタイプ。

「町田便」や「赤カブ便」には、
おいしいということの他に思わぬ効用があった。
「今日は何を食べよう?」と考えるより「この食材で
何をつくろう?」と考えるほうが意外とラクなのだ。
きんぴらをつくるために泥つきのゴボウを買うことは
なかったのだが、「今そこにあるゴボウ」は、
私を「きんぴらでもつくるか」という気にさせる。

おいしい野菜を食べるうち、
よそで食べておいしいと思いながら家で試したことがなかった
「玄米炊き」をしたいという気持ちがムクムクとわいてきた。

もともと私は16年前から「ゆるベジ(=ゆるいベジタリアン)」で、
乳製品・卵・魚はとるが、基本的に肉を食べない(ちなみにZOOはフツーに何でも食べる)。
「肉を食べない」+「玄米食」となると、
「じゃあ、マクロビオティックってどうよ?」と興味が出てきて、入門書を買ってみた。

f0151592_155165.jpg既に「肉を食べない」ということで、
家族や食事をともにする人に迷惑をかけたり
気を使わせてしまっているので、
この先もマクロビオティックを実践することはまずないと思う。
とりあえずマクロビの考えかたからは、
「安全な食材を皮ごとたべる」とか
「身体を冷やしたり温めたりする食材の“陰陽” の性質を意識する」
といったことを取り入れるようにした。

書店で数あるマクロビ本の中からその本を選んだのは、
「ル・クルーゼを使った玄米の炊きかた」が載っていたから。
普段白米に雑穀を混ぜてル・クルーゼで炊いていたので、
圧力鍋など特別な鍋を買わずに玄米が炊けると知って「おおっ」と喜んだ。
「玄米にもうまい・まずいがある」ということなので、
早速「赤カブ便」で「宮城ひとめぼれ玄米2kg」を注文し、
念願の玄米炊きに挑戦してみた。

初めて食べた炊きたての玄米ご飯は本当においしかった。
その晩の献立は、チンゲン菜と干海老ときくらげの炒めもの、焼き塩鮭、
ゴーヤとワカメのサラダ、大根の味噌汁。
玄米自体にえもいわれぬ滋味があるので、
塩鮭の単純な塩味が一番合っているように感じられた。
ホントのところ、おかずより何より胡麻塩をかけて食べるのが一番おいしい。
ZOOもうんうんとうなずいていた。
「これはごく自然にシンプルな食生活になるな……」という気がした。
いや、“シンプルな食生活”というのはカッコつけすぎ。
言い換えれば、“手抜きをしても簡素な料理でもおいしい”ということか。

右上の画像は、初めて炊いた玄米ご飯でつくった雑炊。
だだちゃ豆、大根、ワカメ、梅干、卵、すりゴマ入り。
鍋は、ヤフオクで茶色く錆びているのを安く落とした。

by penelope33 | 2007-12-20 22:23 | つれづれ | Comments(2)
Commented by Awavi。 at 2007-12-21 21:33 x
苦手と言いつつ、美味しそうに撮れているじゃありませんか〜。
オトコのくせに、料理本何冊も持ってます。
レシピとしてではなく、写真集として観賞用ですが・・笑
Commented by penelope33 at 2007-12-21 23:10
おホメいただき、ありがとうございます。
白い器に盛った料理のまわりの“にじみ”が、なんだか冷めたように見えるのを始めとして、
もうちょっと“あたたかい感じ”が出る照明っていうのがあるんじゃないか?と、
相方と話していたんですよ。

観賞用の料理本とはAwaviさんらしい。
料理写真って深いですよね〜。
特に今は、「家庭画報系」から「天然生活風」までいろいろありますよね。
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