2008年 01月 08日

器たちのすみか('08年1月)

下の画像の小さな古い棚が我が家の食器棚。
'06年の年末にYahoo!オークションで購入。
ヤフオクのタイトル風に書くと、
「ペンキの剥げたパン屋のガラス棚/クウネルケビントシャビー」といったところか。

現代ベトナムのバッチャン焼角皿から、
19世紀のフランスの教会で蝋燭を入れていたガラスコップまで、
シンク下やガスコンロ下にダマシダマシ収めた大皿や深皿・鉢以外の器が、
使用頻度に応じた位置にパズルのように収まっている。

上に乗っているのは無印良品の初代オーブントースター('96年製)
シンプルなデザインで省スペースなのがいい。

この後の画像と比べると、じわじわとモノが増えているのがわかる
(2009年5月ヴァージョンはこちらに)。

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棚の右にある角椅子はペンキで「図」と書いてあったから、
たぶん学校の図工室の椅子だったのだろう。
業者市で「山」で買ったものの扱いに困って白ペンキを塗り、
量りを置いたり撮影台として使っていた。
(6日付の日記の写真を撮ったときにひさびさに活躍)。
上にはBRAUNのミキサーを置き、下には無印良品のカゴを押し込んで、
赤カブ便や町田便でやってくるジャガイモやタマネギなどの根菜を入れている。

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上の画像は '07年夏に撮影。

洗った食器を拭くフキンを頻繁に洗濯する余裕がなく、
キッチンペーパーを使うか自然乾燥ですませていたのだけど、
この頃から “キッチンクロス” を使うようになった。
これもクウネルVol.25「料理上手の台所」の影響。

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食器棚に入りきらない器たちが収まっているのが、このあたり(同時期に撮影)。
このつくりつけの棚にはかなり助けられている。
といっても全体の半分以上は、
映画のパンフレットだの買い置きのティッシュペーパーだの、
食器以外のものに陣取られている。

奥の部屋が、ダイニング 兼 リビング 兼 客間 兼 会議室 兼 編集室。
柴咲コウ初のライヴDVDもここで編集された)。
旧式の扇風機籐椅子などが見える。
“たわし猫” がたたずんでいる。

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上の画像はこの棚が来てから2ヶ月程たった '07年2月に撮影。

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この画像は、'06年年末まで使っていた食器棚。
いわゆる「カラーボックス」にガラス引き戸がついたような感じの、
ちっちゃくチープな代物。
23才でひとり暮らしを始めたときに吉祥寺の小さな家具屋で買って以来、
食器棚はずっとこれだけだった
(右側面に見えるアルマイトのお盆も、同じ頃、今はなき吉祥寺ペンギンカフェで購入)。

'99年秋に今の家に引っ越して、ちょっとはマシな食器棚が置けるかしらと思ったものの、
茶の間にはZOOの要塞のような本棚が設置され
キッチンも勝手口の扉をよけたり洗濯機を置いたりすると結局これしか置けなかった。

ミニミニ食器棚の上には写真の引き伸ばし機が乗っている(台と支柱が見える)。
結局ZOOも私もプリント作業をしないまま、今は2階に放置している。
洗面台というものがない家なので、
スパイス、胃腸薬から基礎化粧品、整髪剤までがひとつのトレイに同居している。

こんな状況なので、
昨日の日記の画像中央にある2段式のステンレスの水切りカゴが、
毎日使う器たちの前線基地になっている。

by penelope33 | 2008-01-08 13:57 | つれづれ | Comments(12)
Commented by sa55t at 2008-01-08 14:40
いやいや、これは面白いですね。
これ、やはりきちっと撮って作品にしましょう。
東京にいたら4x5持って駆けつけるのに。都築キョウイチにばれない程度コピりましょう。
題して戸棚。冷蔵庫撮ってる女性もいましたね、そういやぁ。
Commented by penelope33 at 2008-01-08 15:00
はい。潮田登久子さんですね(島尾まほちゃんのおかあさん)。
http://www.catnet.ne.jp/usimaoda/one_more/tokuko/icebox/index.html

「ひとり TOKYO STYLE」だなとは思っていたんですけど(笑)。
トイレの写真とかもあります。

家の中全てが写せる状態になったら
(物置き状態だった2階の4畳半が「部屋」になりつつあるところなので)、
大判で撮りたいですねー。
Commented by Awavi。 at 2008-01-08 22:00 x
以前の引き伸ばし機が乗っていた食器棚も面白かったけど、
新しくやって来た他所他所しい食器棚が、
だんだんと馴染んでいくのが可笑しいです。
潮田登久子の冷蔵庫や、島尾伸三の家族写真の背景に見える
豪徳寺のアパートと共通の楽しさがありますよね。
石井礼子さんの絵画作品も“ごちゃごちゃ”が楽しいですよ。
http://www.kgs-tokyo.jp/interview/2006/060514a/060514a.htm
Commented by sa55t at 2008-01-08 22:43
ペネさま
冷蔵庫は結局買わずじまいでした、そして作家の名前も失念しておりましたよ。そして島尾さんの女房、知りませんでした。
しかしペネさんの家整理されてますね。私の東京の家は床が見えません。
洋館と家族の写真と言えば上田義彦At Homeがありますが、あちらは金持ちでいけませんなぁ。モデルも良すぎ。
絵は凄く良いですが。
金持ちと言えば今さん。あのドレスの写真で金持ちになったのかな?
写真作家で金持ちってなかなかいないんだけど・・・・。
Commented by penelope33 at 2008-01-09 00:07
> Awavi。さん

ふふふ。以前Awavi。さんに「他所他所しい」と言われたの、覚えてます(笑)。
こなれてきましたか〜。ぎっちり詰まってますしね。

石井礼子さんの作品、知りませんでした。楽しいですねー。
ちょっと松本大洋の『鉄コン筋クリート』を思い出しました。
Commented by penelope33 at 2008-01-09 00:25
> sa55tさん

まあ私がコントロールできるのは台所くらいです。
相方のほうがモノを溜め込むタイプなので苦労しています(笑)。

上田義彦さんの写真は比較的好きですね。
今さんは、もともとすっごいお嬢さんなんだと思います。
鎌倉の、華族とかそんな感じの邸宅。
今さんのお母様に紅茶を出してもらった篠山紀信が、
「どうです?娘さんがあんな写真(=『EAT』の魚介類の作品)を撮られるのは……」
と尋ねると、「さあ、私はお肉ばかりでお魚はあまり食べないので……」と。
料理人のつくった西洋料理しか食べていない人だなと思いました。
Commented by sa55t at 2008-01-09 22:20
むむむ、写真作家は苦労人ばかりでは無いのですね。ムムム、今!
Commented by penelope33 at 2008-01-10 01:05
資生堂の福原信三のように、
生活の心配のない裕福な家に生まれた人も多いのではないでしょうかね……。
骨董業者もおんなじです。
清貧の人から他人の下で働いたことのないという人まで、いろいろです。
Commented by るー at 2008-01-16 08:59 x
昔から、映画を観てすてきなうちが出てくると
玄関から入ってここがリビングで、あんなソファがあって。。
この部屋がこうつながってるんだー
なんて間取りを想像して遊んでました。
いや過去形ではなく(笑)、遊んでます。
ペネさんちは、これをやってみたくなるおうちです。
Commented by penelope33 at 2008-01-16 11:54
うちは、1階=6畳・台所・お風呂・トイレ、2階=6畳・4畳半です。
小さいウチなので、あんまり想像しがいがないですねー(笑)。
Commented by rika at 2008-06-14 21:31 x
こんばんわ!
早速伺いました・・・
とーーーっても素敵なブログで感動しました。
テイストがあふれているというか・・・。

これからまたゆっくり眺めさせていただきたいと思います。
リンクいただいて帰ります。

そういえば、上のゴミ箱うちとおんなじです☆
Commented by penelope33 at 2008-06-14 21:51
rikaさん、こんばんは。コメントをありがとうございます!
実はrikaさんのブログはもうブックマークに入れているのですよ〜。
もっとお料理をちゃんとしなくちゃと啓発されます(笑)。
御主人にもつくってもらえてうらやましいです……。

このゴミ箱、ふと気がつくと汚れが目立つんですよね〜。^^;


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