青蓮亭日記

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2008年 01月 18日

大きな蒸発皿

デッドストックの大きな蒸発皿。

古い実験用具が好きだ。
ガラスものもいいけれど、特に白い蒸発皿や蓋のついた坩堝(るつぼ)がいい。

真っ白ではなく柔らかいアイボリー色。
機能に徹して余計なものがない「用の美」。
それと、ほんの小さなメーカーのマーク(なぜかみな緑色)がついているだけで、
どうしてこんなにかわいいのだろうと思う。

(昭和前期/径:27cm・高さ:9.5cm/売約済)

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インテリアスタイリストの草分けだった故 岩立通子さんのお弟子さんが、
彼女の私物をスタイリングした『ユーカリ』
という本にも、小さな白磁の坩堝が登場する。
さもありなん。

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柳宗理がイームズ夫妻を訪ねたとき、
何かの実験用具がクリーマーとして出されたという話を
どこかで読んだような気がするのだけど、思い出せないでいる。

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蒸発皿、そんなに目新しくもなくなったので最近はあまり仕入れないが、
これはフルーツを盛ったり何かと便利に使える大きさ。
厚手でコンディションもいい。
鍋もできる?

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上の画像は以前扱ったもう少し小さいタイプ
(撮影台にしている椅子は同じもの)。
同じメーカーのものだが微妙にデザインが違う。

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これはドイツのKPM製。
真っ白で厚手で頑丈。
肌もあまり滑らかではないし、小さな「ひっつき」があったりして、
おおざっぱなつくりだった。

by penelope33 | 2008-01-18 20:43 | 古いもの・古びたもの | Comments(11)
Commented by Awavi。 at 2008-01-18 21:27 x
良いですね〜この蒸発皿。
でも・・・昔になに入れていたか分からないモノで
鍋はちょっと気味悪いかも?
Commented by penelope33 at 2008-01-18 21:34
デッドストックなので1度煮沸すればいいかなと……。
でも、ウチでも相方から即座に却下されるでしょうね(笑)。
Commented by sa55t at 2008-01-18 22:32
お茶の水に価格実験用品屋があります。
同様に見ているだけでも楽しいし、物撮り意欲もわきます。
Commented by penelope33 at 2008-01-18 22:47
楽しそうですねー。
川越にある、つぶれそうでつぶれない医療用品店というのもシブいです。
店構えが全然変わっていなくて、
同じマネキンが白衣を着て、少なくとも30年以上立ち続けています。
Commented by tmk* at 2008-01-19 20:18 x
柳宗理さんの話、平凡社からでている「エッセイ」のなかの、
化学実験用蒸発皿の話の中に、イームズ邸にいったときに
砂糖入れに蒸発皿が使ってあった、という記述がありました。
お?と思って、久しぶりに読み返しました。
クリーマーの話は、また別のところにあるかもしれませんねー
Commented by penelope33 at 2008-01-19 21:14
tmk*さん、こんばんは。
平凡社のそのエッセイは読んでいないのですが、
「クリーマーか砂糖入れかどっちだったかな?」と思っていたので、
そのお話だと思います。ありがとうございました!
(物忘れはしたけど、妄想じゃなかったんですねーw)
Commented by tmk* at 2008-01-19 22:19 x
こんばんは。こちらははじめましてでした。
たしか、民藝という冊子の連載をまとめたものだったと思うので、
そちらをご覧になったのでは〜?と思い出しました。
ブラウンの電卓とかも載ってました。
Commented by penelope33 at 2008-01-19 23:22
そうでしたねー。
お初にして貴重なコメント、ありがとうございました。

たぶん原典ではなく、イームズ関係の本か雑誌で見たのではないかと……。
近美でやった柳宗理回顧展も行きそびれてしまいました……。
Commented by tak at 2008-03-01 20:34 x
はじめまして。こんばんわ。
KPM製の蒸発皿はまだ在庫ありますでしょうか?
ずっとこの入れ物を求めているのですが、なかなか上手く行き会えません。
Commented by penelope33 at 2008-03-01 20:50
takさん、はじめまして。
申し訳ありませんが、在庫はございません。
いつになるかわかりませんが、また入手できましたら御連絡いたしますので、
もしよろしかったら鍵コメントで御連絡先をお知らせください
(その際、すでに他で御入手されていましたら、それはそれで構いませんので……)。
Commented at 2008-03-02 21:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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