青蓮亭日記

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2008年 01月 29日

李朝白磁下蕪瓶

「下蕪(しもかぶら)」とは、
筒形の置き花入れの胴の下部が、蕪の形のように膨らんだもののこと。

軽く広がった口、斜めに走る轆轤目に “動き” をはらんだ細い首。
胴に向かってフラスコのような急勾配で広がり、
底に向かって鋭角的ともいえるラインで収束していく。

(李朝後期〜末期/高さ:約20.5cm・胴径:約13.2cm・口径:約3.2cm)

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李朝の徳利や壷、いわゆる “袋物” 全般に言えることだが、
ふっくらと豊かで自然な印象を持ちながら、
人為の極みを尽くした緊張感のあるフォルムに、
当時の陶工の技と美意識の高さを感じる。

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……と、渋く語ってきたものの、
この形からどうしても思い浮かべてしまうのが「これ」

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全体に貫入はなく、よく焼き締まっている。
薄く青みを帯びた肌も美しい。
それだけに少々生硬さはありますが、リーズナブルな価格かと。

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口に直しあり。
底に窯傷がありますが、水漏れはいたしません。

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by penelope33 | 2008-01-29 17:43 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
Commented by Awavi。 at 2008-01-29 21:47 x
ハクション大魔王のツボもこんなんじゃありませんでしたっけ?
(失礼)
Commented by penelope33 at 2008-01-29 23:01
あちらはもっと中近東風といいますか、
両方に持ち手があるし、色もどぎついですね。
一番違うのは顔がついていることでしょうか。
http://www.tatsunoko.co.jp/tatsunocomm/Database/Hac/
Digest.html
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