青蓮亭日記

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2008年 02月 16日

3色の木箱

枠がグレーと焦茶と白に塗られたこの古ぼけた木箱は、
視覚障害者のための教材だったそうだ。
古色というほどのものはないけれど、シックな色合いが不思議な雰囲気。

色相と明度の異なる……というかほとんどモノトーンといってよい3つの色。
自分が生きている世界がこんな色に見えたらと改めて想像する。

(売約済)

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撮った画像を見ていると、
ル・コルビュジエの建築とか(昨年の展覧会は結局行かなかった……)、
『ぼくの伯父さん』に登場する超モダン住宅などが思い出されてくる。
“箱のような建築”を想起させる箱(28.5cm×19.5cm×3.5cm)。

こちらは小さいほう(19cm×12.5cm×3.3cm)。

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明日は大江戸骨董市に出店しますので、ブログはお休みします。
ああ、今月は何を持っていったらいいんでしょうねぇ、みなさん……(ジタバタ)。

by penelope33 | 2008-02-16 21:03 | 古いもの・古びたもの | Comments(5)
Commented by sa55t at 2008-02-16 23:10
箱の影が薄くて優しい写真。
ところで佐藤美術館って知ってます?
そこで日本のワイエスやってるそうで、まさに和イエス、諏訪敦。
http://homepage3.nifty.com/sato-museum/exhibition/index.html


Commented by penelope33 at 2008-02-16 23:41
ウチの3st(?)で撮りました。
太陽の光が応援してくれたんでしょうか……。

美術館の名前は記憶になかったのですが、この展覧会の新聞評は読みました。
ホントに超絶技巧ですね。
ちょっと見は、ワイエスみたいな詩情はあまりないようにも感じましたが。
Commented by penelope33 at 2008-02-27 02:36
そうそう、この方もすごいです。
http://www.geocities.co.jp/paintingsfuruyoshi/index.html
Commented by sa55t at 2008-02-29 21:39
面白いタッチの「洋」画家ですね。
宮廷時代ならオーダー多かったかも。
Commented by penelope33 at 2008-02-29 23:11
現代でも、ロリータ系がお好きな方とか、球体関節人形がお好きな方とか、
熱狂的なファンが多いかと……。
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