青蓮亭日記

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2008年 02月 26日

遠い国の親戚

下の画像・左は、江戸中期頃の古伊万里白磁の小皿(直径:14cm・高さ:2.5cm)。
譲ってくださった業者さんも「初めて見た」とおっしゃっていた珍しい形。

右は、20世紀前半のオランダ・マーストリヒト窯
Société Céramique” の小皿(直径:15.7cm・高さ:1.5cm)。
この器形は伝統的なものだと思う。

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古伊万里皿・裏側。

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マーストリヒト皿・裏側。

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古伊万里皿は横から見るとこんな感じ。高台が高くてカッコいい。

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古伊万里皿・表。

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マーストリヒト皿・表。

オランダ商人が日本の商人に「こんなのつくってよ」と頼んだか、
献上品のオランダ皿を見た日本のお偉いさんが
「これを真似てみい」と命じたのかわからないが、
伊万里(有田)の陶工が西洋の皿を真似てつくったことは想像に難くない。

そんなふたつの小皿が現代の東京で出会った。

 オランダ皿:「おじいさん、よその国のお皿なのに、なんか僕と似てるねー」
 古伊万里皿:「そりぁそうさ、お前さんの御先祖さんに似せてつくってもらったからのぉ」

……と、ひそひそ話をしているかも。
(「何語で?」って、突っ込まないでください)。

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仲良くツーショット。

by penelope33 | 2008-02-26 21:07 | ウチのもの | Comments(2)
Commented by sa55t at 2008-02-26 21:28
この実証的なプレゼン、好きです。
撮りが結構大変だったのではないですか?
Commented by penelope33 at 2008-02-26 21:51
ピントが甘かったので一度再撮をしましたが、
床に板を置き、その上に黒い布をかけて、いつものショボいクリップライト2灯、
中国骨董スツールに身体をあずけてパシャパシャと(4枚目は片手で)。
三脚も使っていません。


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