青蓮亭日記

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2008年 04月 29日

李朝会寧鉄釉徳利

黒に近い褐色の鉄釉なので “黒高麗” ともいえるだろうが、
典型的な漆黒の分厚い釉の “黒高麗” のイメージとは異なるので “鉄釉徳利” としてみた。

最近何やら “プレミアム感” を醸し出しているキーワード
= “会寧” についての詳細はこちらを御覧ください。

(李朝前期/高さ:約10.7cm・胴径:約9.5cm/在庫アリ)

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口に複雑な直しがあるが、渋く上手に仕上げてあるのでさほど気にならないように思う。

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先輩諸氏におうかがいすると、
柳宗悦以降の朝鮮古陶磁の日本への紹介においては、南鮮系のものが評価され、
会寧、明川(みんせん)といった北鮮系のものはあまり重視されなかったのだという。
中国の影響の強い北鮮の陶磁器が、
柳等が「朝鮮らしい」と尊んだ美の定義からはずれていたからだろうか?

砂混じりのザラザラした胎土にかけられた鉄釉はマットな感触だが、かせてはいない。
容量は約250cc。おかわりをしなければ、健康のためにちょうどいい量かも。
使い込めば表面の艶は増すと思う。

ZOOに「ゴチャゴチャしすぎてる」とボツにされた晩酌セットの画像を参考までに
(鯛?の箸置きは釣り好きだった祖父の形見)。

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by penelope33 | 2008-04-29 22:19 | 古いもの・古びたもの | Comments(0)
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