2008年 06月 07日

HANOVIA のタイマー

先日の日記に画像をUPしたタイマーを購入した。
文字盤の上のガラスに気がつかなくて、
気軽に「送ってください」なんて言ってしまったのがいけなかった。

オークションで海外に荷物を送るのに慣れているYさんの梱包は完ペキだったのに、
封を開けてみたら、カバーガラスが無残に割れていた。
段ボール箱の底に陥没が……。

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Takeさん、せっかくお譲りいただいたのに申し訳ありません。
HANOVIAタイマーさん、今まで100年も無事だったのにごめんなさい
(イギリス以外の国→イギリス→日本と、無事に海を渡って来たというのに……)。

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タイマーの機能は上々。
カバーガラスを取ってしまっても問題はないと思うが、
インジケーターの小窓にホコリがたまらないかが気になる。
危ないので割れたガラスは仮止めしておいて、
はずすかどうかはお買い上げになる方(もしいたら、の話だが)におまかせすることにしよう。
どなたとも御縁がなかったら我が家で引き取ることにする。

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「HANOVIA」について少し調べてみた。

ネット上で、アメリカの「HANOVIA」というブランドの
1920年製のインターバルタイマーを見つけた(下の画像・左)。
1933年製の「HANOVIA CHEMICAL & MFC., CO.」と記載されたメーターもあった(同・右)。
これは「Hanovia Chemical & Manufacturing Company」のことらしい。

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現存するアメリカのグローバル企業で、
紫外線ランプや紫外線を利用した機械と周辺機器の製造をしている
1905年創業の「HANOVIA」という会社がある。

皆目知らなかったのだけど、紫外線は1801年に
ドイツの物理学者ヨハン・ウィルヘルム・リッターが発見して以来、
ここにあるように、殺菌などの他、
さまざまな用途に使われているのだそうだ。

そんなことから、ドイツ系移民のアメリカ人が、
故郷のHanoverから「HANOVIA」という会社を起業したのか?
……なんていう想像をした。
いや、あるいはそれ以前にドイツでつくられたものなのか?

ともあれ、キッチンタイマーというよりは、
工場や研究所などで使用されていたタイマーのような気がしてきた(まさしく “工業系”……)。

ありし日の姿 ↓ をもう一度……(涙)。

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(1900年前後/縦:約25cm《10inch》・横:約15.3cm《5inch》/御売約)

by penelope33 | 2008-06-07 22:07 | 古いもの・古びたもの | Comments(2)
Commented by Take at 2008-06-11 20:52 x
うわー残念ーん。よりにもよって日本の宅配便でつまづくとは、、、、。申し訳ないです。まさかこうなるとは思わなかったので、よく確認していなかったのですが、ガラスの中心部には小穴があいているのだよね。ガラスカッターで同型ガラスを円形にカットできれば修復は可能ですか?ならば日本のガラス屋で加工してくれるかも。ペネさんにとっても申し訳ないので、もし構わなければ東京の実家に戻して下さい。次の帰国時に修理に挑みたいです。実はこういう修理が僕の最も楽しい部分なんで、、、。笑。
Commented by penelope33 at 2008-06-11 23:41
いえいえ、私が大事に持ち帰ればよかったんです。
そして一番悪いのは△△△運輸です。 \( `ロ´)/

以前ガラス屋さんに頼んで、サッシ窓に
クーラーのホースを通す穴をあけたときに1万円程かかったので……。
それと作業の難易度からいっても難しいかなと。


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